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2月23日(木)チャレンジショップカフェオープン!〜cafe companio〜
2月23日(木)チャレンジショップカフェオープン!〜cafe companio〜
2023年2月23日(木)、チャレンジショップが新たにグランドオープンを迎えます! SCOP TOYAMAとしては3店舗目となるお店は「cafe companio」(カフェ カンパニオ)さん。 神奈川県横浜市から移住して来られたバリスタとハーバルセラピストのご夫婦で コーヒーとハーブを軸にしたカフェを営業されます。 お店の名前であるcompanioの語源は、パンを分け合う人々という意味があります。 それは「家族」や「仲間」を表すようなことばでもあることから、 cafe companioは、 “どんな時も 家族や仲間のように そっと気持ちに寄り添える場所にしたい” そんな想いが込められています。 お店のコンセプト ~大切なあなたをおもてなし~ 心地よい音楽 心安らぐスペシャルティコーヒー ココロとカラダに優しい オリジナルハーブティー ハーブやスパイスを使った心温まる料理 小さな田舎町 どこか懐かしさを感じるこの場所で どうぞ ごゆっくり お寛ぎくださいませ。 ロゴマークは、 フランスなどのアンティークなものをお店にとりいれたいという想いからアンティークのフォークとスプーンを🥄 スプーンに巻きついているハーブは、料理にもハーブティーにも万能に使えるタイムを描いてもらいました🌿 またタイムの花言葉は、「勇気」「活動力」「活気」 このお店に来たことによって また明日から頑張ろう!という気持ちになれるようなお店にしていきたいです! グランドオープン日 2月23日(木) 扱っている料理 ハーブ・スパイスを使った料理やデザート、コーヒー、オリジナルハーブティーを提供いたします。 テイクアウトのドリンクと焼き菓子も提供する予定です。 オープンからの月替りランチセットメニュー ・ハンバーグセット: 前菜+スープ+パン+ハンバーグ+ドリンク  ¥1800 ・パスタセット  :前菜+スープ+パスタ+ドリンク  ¥1500 ・デザート+ドリンクセット  ¥1200〜 (月によって値段は前後することがあります) 今月の内容 ・前菜    : 春菊のシーザーサラダ ・スープ   : ごぼうのポタージュ ・自家製パン : 桑の葉パン ・メイン   : ハンバーグとマッシュポテト ハーブバターソース  or アマトリチャーナ(ベーコンと玉ねぎのトマトソースパスタ) ・デザート  : 金柑とローズマリーのチーズタルト or クローブといちごの焼き込みタルト ・カフェ   : カフェラテ、ドリップコーヒー、オリジナルハーブティー、コーディアルなど cafe companioさんからのメッセージ 神奈川県横浜市から移住してきました。バリスタとハーバルセラピストの夫婦でコーヒーとハーブを軸にしたカフェを営業します。店内で流す音楽やアンティークのお皿にもこだわっています。ぜひ五感でcompanioの空間をお楽しみください。 cafe companio(カフェ カンパニオ) 開業日 2023年2月23日(木) 営業時間 開店時間 11時〜18時 (ラストオーダー17時) ランチは16時まで 休業日 毎週 日曜、月曜日 お問合せ先 mail:cafecompanio0615@gmail.com  インスタグラム @cafecompanio 店主 檜垣 慶治(ヒガキ ケイジ)バリスタ:ジャパンブリューワーズカップ2018年 3位  檜垣 望(ヒガキ ノゾミ)ハーバルセラピスト 場所 SCOP TOYAMA 創業支援センター1F チャレンジショップ
2月11日(土)チャレンジショップオープン!〜ひつじの〜
2月11日(土)チャレンジショップオープン!〜ひつじの〜
2023年2月11日(土)、チャレンジショップが新たにグランドオープンを迎えます! SCOP TOYAMAとしては2店舗目となるお店は「ひつじの」さん。 店主の中村さんはひつじが大好きでひつじの魅力について語っているうちに、ひつじの中村さん~、ひつじちゃん~と呼ばれるので「ひつじの、、、」が定着していったのがお名前の由来。 また、たくさんのひつじが野原に広がっているひつじ野の意味も掛けて名付けられました。 羊毛を手織りしたひざ掛けやマフラーなどの毛織物、敷物やコースターなどの染織小物の販売、手織り材料の羊毛・毛糸や道具の販売されています。 羊毛から毛糸をつむぐ体験や、織物体験なども可能ですので、ぜひお立ち寄りください! ひつじのさんからのメッセージ 。 昔から人は人のために、手を動かして布を作り出してきました。細い糸一本一本をはた織りでパタンパタンと丁寧に織り上げたとき、空気を含んだ軽くて柔らかい布ができあがります。 羊の毛というと、冬にだけ使用するイメージがありますが、実は冬暖かく、夏涼しい一年を通して使用できる万能素材なのです。ひつじのでは、年間を通していつでも使用できる羊毛のひざ掛けを一年中販売してその機能性をお伝えしようと思います。 ひつじの 開業日 2023年2月11日(土) 営業時間 水曜10:00〜15:00/土曜10:00〜17:00の週2回開店。 休業日 毎週月・火・木・金・日曜日 WEB/SNS https://hitsujino.jimdofree.com/ 場所 SCOP TOYAMA 創業支援センター1F チャレンジショップ
チャレンジショップ1号店オープン!〜植物療法とSOLチョコレート【朔(SAKU)】〜
チャレンジショップ1号店オープン!〜植物療法とSOLチョコレート【朔(SAKU)】〜
2022年12月12日(月)、チャレンジショップがいよいよ稼働します! 第1号店は、植物療法とSOLチョコレートのお店【朔(SAKU)】さん。 スタートである新月にあやかり、少しずつ光を増して、あたりを照らしていけたらとの思いで名付けられています。 ハーブティーやチョコレート、焼き菓子などが並ぶようです。ぜひお立ち寄りください! 植物療法とSOLチョコレートのお店 朔(SAKU) 開業日 2022年12月12日(月) 営業時間 11時〜18時 休業日 毎週木・金曜日 WEB/SNS 朔・植物療法とSOLのチョコレート 場所 SCOP TOYAMA 創業支援センター1F チャレンジショップ
創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)はじまります!
創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)はじまります!
初めましてSCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 この度SCOP TOYAMA発の創業応援プロジェクトとして「BizHike in富山」をスタートすることとなりました。 この記事では、創業応援プロジェクト「BizHike(ビズハイク)」とは何か?を紹介いたします! 創業応援プロジェクトBizHikeとは 創業応援プロジェクトBizHikeは、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ぼんやり描いているビジョンを形にするための後押しから、すでに事業を起こした人がさらに前に進んでいくための応援まで。創業前から創業後のあらゆるプロセスを「誰かに応援されながら」歩み続けることができる土壌づくりを目指し、いくつかの要素をBizHikeで継続的に提供していきます。 すでに創業事業に取り組んでいる人はもちろん、まだ今すぐ創業する予定がないという人も、「いつかは自分で事業をしてみたい」と思っているなら、「その気になれば創業もできる人」になるために、ぜひ参加していただけたら嬉しいです。 なぜ、「誰かに応援されながら」が必要なのか? BizHikeを運営している私たちは、それぞれ創業を経験したり、創業事業に携わる多くの人を間近に見てきました。 その経験を通して、「誰かに応援されながら進むこと」の大切さを常々感じています。 創業は、まず個人の想いをベースにスタートし、試行錯誤しながら商品やサービスを生み出したり、先がどうなるかわからないようなチャレンジも多く、時には勇気も必要です。 さらに、事業が「軌道に乗ったら終わり」ということもありません。多くの人が、また次の課題と向き合いながら、長い時間をかけて更なる成長の道を歩んでいくことになります。 その道は決して簡単ではないかもしれませんが、そんな中でも ・事業にまつわるさまざまな課題について、必要なタイミングで相談できる人がいたら? ・その道を歩んだことのある先輩が、その経験をシェアしてくれたとしたら? ・「これで良いのだろうか・・」と不安になった時、同じような気持ちで歩む仲間と出会えたら? もしかしたら不安な気持ちが少しだけほぐれ、また次の一歩を踏み出せるかもしれない。 そんな機会を、長い時間軸で継続的に生み出していくプロジェクトでありたいと思っています。 BizHikeでは、どんなことができるの? BizHikeには3つの要素があります。 創業・事業について相談する 創業の悩みは人それぞれ。誰かに相談したいと思ったら、1人で悩まずSCOPの創業相談フォームに想いを伝えてください。 【BizHike】創業・事業について相談しよう 関連記事を読む > イベント・ワークショップに参加する 「いつか、何かをやってみたい」という人に向けてワークショップを定期開催。しっかりと自分に向き合いながら、「創業もできる自分になる」ことを目指せる機会を作ります。 また、すでに事業に取り組まれている方や、やりたいことが具体的な方に向けて、勉強会や交流会などを開催。多くの人と関わる機会を通して、事業の歩みを進める一助になれば幸いです。 【BizHike】イベント・ワークショップに参加しよう 関連記事を読む > 創業ライブラリーを見る 創業経験者のリアルストーリーを読める記事コンテンツ「創業ライブラリー」。出演してくださっている方は、自らもチャレンジの最中でありながら、その経験を惜しみなく「シェア」してくださる方ばかり。様々なストーリーに触れることで、視野を広げ、歩みを進める勇気を得られるようなコンテンツなので、ぜひお読みください。 【BizHike】経験シェアコンテンツ!創業ライブラリー 関連記事を読む > BizHikeの参加方法 BizHikeに関するよくある質問をまとめました。 Q:BizHikeって、スクールみたいなもの? A:開始時期や卒業の時期が決まっているスクール形式ではなく、随時BizHikeから発信される情報やイベント告知を見て、ご自身のタイミングでご参加ください。いつもべったりとそばにいるわけではないけれど、必要な時はいつでも頼れるような存在になりたいと願っています。 Q:BizHikeに参加するのに費用は必要? A:参加費や相談費用は原則無料です。 ※特別企画や現地での飲食、素材費などの実費がある場合は有料のケースもありますので、イベントの応募ページなどで詳細をご確認ください。 Q:BizHikeの情報はどこで手に入るの? A:主に公式サイトで発信します。公式LINEに登録すると通知が来るので便利です。 この記事のおわりに 私たちは、この創業応援プロジェクトを通して「その気になれば創業”も”できる人」を増やし、創業後も継続して「事業の歩みを止めない人」が増えることを願っています。そして、それらを通して変化の激しいこれからの時代も生きやすくなる人が増えることを願って、このプロジェクトに取り組んでいます。 創業しなければいけない、ということは全くないけれど。「いつかやってみたい」と心のどこかで思っている方や、すでに取り組まれている方はぜひBizHikeに触れてみてください。どうぞよろしくお願いいたします!
【BizHike】創業・事業について相談しよう
【BizHike】創業・事業について相談しよう
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 富山県内には創業相談ができる施設が複数ありますが、どこに何を相談したら良いのだろう?と悩まれている方に利用して頂きたいと願い、創業個別相談を開始しました。その内容や流れについて、こちらの記事でご紹介します! 創業相談フォームに記入する SCOP TOYAMAオフィシャルサイトには、創業相談フォームが用意されています。 ★創業相談フォームはこちら こちらをクリックすると、創業相談フォームが出てきますので、いくつかの質問にご回答いただきます。 質問項目は20個前後とやや多めで、質問の内容には少し「答えづらいもの」も含まれているかもしれません。 例えばこちら↓ 任意項目なので飛ばしてもOKですが、こちらを書いてもらうことで「ご自身の悩みがどんなもので、具体的にこの相談を通して、どうなりたいのか」ということを明確にすることが可能です。得たいゴールが具体的になると、限られた時間の個別面談をより有効に使えるようになりますし、相談先をカスタマイズする上でも参考となりますので、ぜひご記入いただけると嬉しいです。 相談先をカスタマイズ 相談してくださる方にとって適切なサポートができるよう、こちらのフォームに書いていただいた内容を元に、運営チームにて相談先をカスタマイズします。SCOP TOYAMAで直接ご相談をお受けするのはもちろん、内容によっては富山県内に複数ある創業相談施設と連携し、目指すゴールに向けて最適な相談先を紹介することも可能です。 フォームにご入力いただいた後、その内容を受けて検討し、その後の流れについてご案内いたしますので、少しカスタマイズのお時間は頂く旨はご理解いただけると嬉しいです。 連携施設①よろず支援拠点はこちら 連携施設②氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Bizはこちら 新たなチャレンジにあたり、困った時はいつでも頼っていただけるような場ででありたいと願っています。 この機会に、ぜひご利用ください。
【BizHike】イベント・ワークショップに参加しよう
【BizHike】イベント・ワークショップに参加しよう
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、イベントやワークショップなどでゆるやかにつながりながら、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください BizHikeのイベントは、勉強会や交流会、ワークショップなど様々。それぞれコンセプトにどんな違いがあるか?ということを、こちらの記事で少し整理してお伝えいたします! BizHikeって何?という方はこちら いつか創業してみたい人へ!BizHikeワークショップ ワークショップ=参加する方が主体的に手を動かしながら実践する、体験型の講義です。 「何かをやってみたいけど、まだ創業するか具体的ではない」という方におすすめで、主にグループでの実践となります。 ファシリテーションを受けながら、自分の中にある想いや考えなどを表に出して、自分でちゃんと理解することからスタート。その内容は、ごちゃごちゃしていたり、矛盾していたり、整理できていなくても構いません。その内容を、毎回テーマに準じて整理し、次のステップにつなげることを目的とします。 「創業」をテーマに、毎回違う切り口で考えるので、複数回の参加も大歓迎!このワークショップを終えると、創業が少しずつ具体的になるほか、自分のことがよくわかる機会にもなります。 「創業というとハードルが高いけど、いつか自分で仕事をしてみたい」と思っている方、「自分に何ができるだろう?」ということを掘り下げてみたい方、ぜひ参加してみてください。 創業が間近な方〜創業後の方へ!BizHike勉強会&交流会 勉強会&交流会は、創業間近の方から創業後の方におすすめです。また、創業予定時期は具体的ではないけど、意志は強くあるという学生の方なども大歓迎! 県内、県外問わず様々な有識者から学んだり、同じような悩みを持つ人と知り合うことを通して、事業開始〜継続の歩みを進める一助となることを願い開催しています。 どうすれば参加できるの? BizHikeの勉強会、交流会、ワークショップは定員制です。毎回募集ページを公式サイトに掲載しますので、内容をよくご確認の上、お申込みください。 スクールのように、入学時期や卒業時期があるようなものではなく、ご自身のタイミングで気になるものに参加していただけたらOKです。 ワークショップ・イベント案内のご案内はこちら 公式LINEでは通知が届くので便利です。ぜひご登録ください! 皆様のご参加をお待ちしています!
【BizHike】創業経験シェアコンテンツ!創業ライブラリー
【BizHike】創業経験シェアコンテンツ!創業ライブラリー
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください BizHikeでは、様々なイベントや個別相談なども実施しますが、読み物として楽しんでいただけるコンテンツも発信します! その名も「創業ライブラリー」。 実際に創業をされた方にお話を伺い、共通の質問を投げかけるインタビューコンテンツです。そのストーリーの中には、「人それぞれ」の部分もあれば、立場は違えど「皆に通ずるもの」もあったりもします。様々なお話を通じ、読んでくださる方のヒントになるものが何か提供できたらと願い、連載企画としてスタートいたします! どんなインタビュー内容なの? インタビューを受けてくださる方には、創業をした当時のことを振り返っていただき、以下のお話を伺います。 ①現在のお仕事を始めたきっかけは? ②創業の一歩目を踏み出した時のことを教えてください。 ③創業をする上で、大変だったことは?どうクリアしましたか? ④最初の販路をどのように見出しましたか? ⑤事業を継続していく上で大切にしていることは? ⑥これからどのような展開をしていきたいですか? ⑦これから創業を目指すみなさんへのアドバイスをお願いします! 登場してくださる方も、創業事業に取り組んでいる真っ最中。ご自身も日々チャレンジをされている中で、リアルなお話をシェアすることの意義に共感してくださった方に、ご協力をいただいています。(感謝!) 創業間もない方であっても、さらにその手前にいる方から見たら、創業の道の先を進む人。事業の年数や経験を問わず、多くの「創業ストーリー」を共有していただき、お伝えすることで、読んでくださる方に何かの気づきを得ていただけたら嬉しいです。 創業ライブラリーはどこで読めるの? 創業ライブラリーは、SCOP TOYAMAの公式サイト「トピックス一覧」の中でご覧いただけます。 1月下旬からシリーズとしてスタートしますので、ぜひご覧ください!
【ごあいさつ①】初めまして!SCOP TOYAMAの「中の人」です。
【ごあいさつ①】初めまして!SCOP TOYAMAの「中の人」です。
SCOP TOYAMA(以下 SCOP)は、2017年の建築甲子園で全国優勝した富山工業高校生のプランがベースとなった全国でも珍しい職住一体の施設です。プロジェクトの発足当初から話題と注目を集めてきたSCOPが、いよいよ2022年10月28日にオープンします。 施設の概要は公開されつつあるけれど、一体どんな人たちがどんな想いでプロジェクトを進めてきたのでしょう?今回は運営を務める 株式会社バロン 浅野さん、シェアライフ富山 姫野さん、合同会社plan-A 相澤さん、富山県庁創業・ベンチャー課の野村さんと山本さんの5名にお話しを伺いました。 左から山本さん・姫野さん・相澤さん・浅野さん・野村さん ーSCOPの運営は、県内外から3つの会社が肩を組み結成した「蓮町創業支援拠点運営共同体」が進めていくということですが、みなさんがSCOPプロジェクトへ参画したときのお気持ちを教えてください。 姫野:シェアライフ富山にとって、共同体の中でひとつのプロジェクトに挑戦するのは初めてです。僕は富山で10年以上シェアハウス運営を続けてきたというプライドもあって「シェアライフ富山が運営をやるしかないだろう!」と思っていました。ただ、創業支援棟と住居棟の2つの特色の違う建物を一括で管理することが求められている中で、誰かとチームを組まないと絶対に叶えられないと思いました。ちなみに、僕が独立する前から運営していた思い入れのあるシェアハウスの物件がバロンさんの管理物件だったというご縁があって、浅野さんと同じチームの一員としてプロジェクトに取り組めるのは感慨深いですね。 シェアライフ富山代表 姫野泰尚 富山県富山市出身。2009年オーストラリアより帰国後、地元不動産会社にUターン就職。同年、県内初のシェアハウスを市内にオープン。2014年、在職中に『合同会社シェアライフ富山』設立、当時シェアハウス5棟運営。2015年富山市に交流型ゲストハウス縁〜えにし〜開業と同時に独立。2017年「富山市ヤングカンパニー大賞」を受賞。県内を中心に多世代共生富山型シェアハウスを展開。 浅野:バロンでもこれまで指定管理事業を経験したことがありますが、今回の職住一体のプロジェクトは挑戦したことがない内容でした。実はSCOPのこの場所は、私にとって昔からご縁がある場所なんですよ。遡りますが、幼稚園の頃から小学1年生まで県職員住宅に住んでいました。思い出のあるこの場所で新しい挑戦ができるのは嬉しいです。プロジェクトマネージャーの相澤さんは聡明で信頼できる方ですし、頼もしいみなさんと共にそれぞれの役割をしっかりと果たせば、SCOPもおもしろい施設になるだろうと思いました。 株式会社バロン代表 浅野雅史 1967年富山県生まれ。中央大学卒業後、北陸銀行に入社。2000年に株式会社 北陸バロン美装(現バロン)入社し現在に至る。学生時代には会計学を学び、銀行時代には財務分析、与信判断等の案件に数多く関わる。バロンでは不動産事業、環境事業、介護事業、指定管理者事業など新規事業の立上げに携わる。 相澤:富山に訪れるご縁が出来てSCOPのプロジェクトの話を聞いたときに、創業支援施設の中に“住む”という要素があるのはおもしろいなと思いました。SCOPは複合的な施設なので、横串を通して考えて動ける人材が必要になってくるだろうなと思っていました。誰が運営できるんだろうねとみんなが様子を見ている状況の中で、頑張ってくださいで終わらせたくなかったんですよ。富山のみなさんと関わっていくうちに、私も横浜での経験やネットワークを活かして力にならなくてはと使命感を感じたんですよね。 合同会社plan-A TOYAMA代表 相澤毅 大手生活ブランド勤務を経て前職ではデベロッパーにて社長室に所属し不動産開発から海外事業におけるスキーム構築・広報P R・販売戦略・広告クリエイティブ・ブランディング・新規事業企画・商品開発・人材育成制度構築・産学連携など手がけ、2018年5月に独立起業。現在は不動産事業者や大手家電メーカーのコンサル、企業の事業開発参画、不動産開発事業、場のプロデュース、拠点運営、自治体とのまちづくりや創業支援、企業の取締役や顧問、NPO法人の理事等を手がけ、多様な働き方を実践している。 ー相澤さんは横浜を拠点に事業を手掛けられてきた中で、なぜ富山を選び新たに拠点を構えようと決心したのですか? 相澤:横浜の知人が富山にご縁があったことがきっかけで富山に訪れました。それから富山に何度も足を運んでいく中で「富山には住める」と思いました。風土の豊かさはもちろんですが、富山で出会った方々が魅力的でした。自分たちが儲けようというよりも地域をどうしていきたいかというお話しをされる方が多かったんですよね。SCOPのように、ひとつの組織では練り上げていくことが難しい複合的なプロジェクトを、富山ならみんなでつくりあげていくことができると感じました。SCOPを通して、私たちplan-Aも富山に根付いていきたいと思いました。 ー相県内外から素晴らしい実績と熱い想いを持ったみなさんが参画され、県庁のお二人はいかがですか? 山本:それぞれの熱量も役割も、バランスのいいチームだなと心から感じています。特に相澤さんの行動力が印象的でした。指定管理が決まる前から頻繁に富山を訪れていて、やる気と使命感に満ち溢れていました。熱心に富山県内のローカルプレイヤーに会いに行ったり地域調査に取り組んだりしている相澤さんが頼もしいなと感じました。 富山県創業・ベンチャー課 山本航大 富山県富山市生まれ。東京で民間企業に7年勤務したのち、今後の暮らし方を考え富山にUターン。2021年より富山県庁に入庁し、創業・ベンチャー課で起業支援事業に従事する。同時に公民連携を学びつつ、有志と共にとやま都市経営実行委員会を設立して、県庁前公園で「ケンチョウマルシェ」を開催。 野村:私はメンバーの中で一番長くプロジェクトに携わっています。最初は人手も少なく、ひたすらてんてこまいでした。県庁内に創業・ベンチャー課が誕生し、とてもエネルギッシュな共同体のみなさんも参画して、一緒に楽しく取り組める仲間がいるというのはとても素敵なことだなと思いました。みなさんのおかげで、一気にプロジェクトが彩られました。 富山県創業・ベンチャー課 野村慎太郎 当プロジェクトを設計、施工、運営準備、開所まで担当。職住一体というコンセプトを理解した上でプロジェクトを遂行するために、中小企業診断士と宅建士を取得し、課題に取り組んできた。好きな言葉は一日一善。 相澤:創業・ベンチャー課のみなさんは県庁職員らしさを良い意味で越境していて、チャレンジングな組織なのでプロジェクトを進めやすいですね。 姫野:運営メンバーの大半が子育て世代で、同じくらいの年齢の子どもがいる仲間が集まって仕事ができているのも楽しいです。野村さんが僕たちの運営するシェアハウスにお子さんを連れて遊びに来てくれたのも嬉しかったです。 フラットなチームワークが対話の様子から垣間見える ーみなさんが交わし合う笑顔から、プロジェクトチームの結束力の強さを感じます。共同体のみなさんはぞれぞれSCOP TOYAMAにどんな関わり方をされていくのですか? 浅野:バロンでは、みなさんが快適に住めるように建物の環境整備を担当します。個人的には創業支援の面でも元銀行員というキャリアや、バロンが長年富山で築き上げてきたネットワークを活かしてSCOPのみなさんのお手伝いがしたいです。新しくチャレンジしてみようと考えているみなさんの夢が実現できる場所にしていきたいです。 姫野:シェアライフ富山は、SCOPの共同生活のお手伝いをしていきます。住人同士が自主的にお互いを尊重しながら自分たちの暮らしを向上していくための知恵を出し合える空間を作っていくことが一番大切だと思っています。住居棟は入居が3年という時間の制限があるのですが、限られた時間の中でもSCOPを自分の居場所だと感じてもらえるようにしていきたいです。退去=関係人口が増えていくことだと私は考えています。今後、SCOPから関係人口がどんどん生まれていくと嬉しいです。 相澤:plan-Aは、創業支援と全体のディレクションを並行して担当します。ディレクションの立場として、プロジェクトを俯瞰した目線でもしっかりと見続けていくことが必要だと思っています。富山の中だけに留まらず、SCOPに関係していく人たちを県内外から増やしていくためにも、横浜と富山を行ったり来たりすることも大切だと考えています。また、創業支援棟のオフィスにplan-Aも入居を予定しており、運営側だけでなく利用者の目線でどう見えるだろうというところも、両方バランスをとりながら動いていきたいですね。 野村:富山工業高校生が描いたプランがプロジェクトとして動き出し、運営メンバーのみなさんも新しい挑戦の中でSCOPをカタチにしてきました。浅野さんが幼少期時代を過ごされたという驚きのお話しがありましたが、もともとこの場所にゆかりがある人もたくさんいらっしゃるんですよね。ゆかりのある人たちも、新しく足を運ぶ人も、多様な人たちが交流できる場所にしたいです。仲間と出会い、また帰ってこられるような環境をみなさんと共につくっていきたいです。 プロジェクトチームのメンバーがそれぞれのスキルを持ち寄って築き上げてきたSCOPの土壌。今後、SCOPに出入りするみなさんがどのように活用し、SCOPがどのように育っていくのかが楽しみです! 次回は、SCOPで叶えられる暮らしについてお届けします。 文:徳田琴絵(富山オタクことちゃん) 写真:北條巧磨
【ごあいさつ②】SCOPで叶えられる、富山の暮らし。
【ごあいさつ②】SCOPで叶えられる、富山の暮らし。
SCOP TOYAMA(以下 SCOP)は、2017年の建築甲子園で全国優勝した富山工業高校生のプランがベースとなった全国でも珍しい職住一体の施設です。プロジェクトの発足当初から話題と注目を集めてきたSCOPが、いよいよ2022年10月28日にオープンします。 今回はSCOPの最大の特徴である「住」にスポットを当て、SCOPの暮らしについて シェアライフ富山の姫野さんにお話しを伺いました。 シェアライフ富山代表 姫野泰尚 富山県富山市出身。2009年オーストラリアより帰国後、地元不動産会社にUターン就職。同年、県内初のシェアハウスを市内にオープン。2014年、在職中に『合同会社シェアライフ富山』設立、当時シェアハウス5棟運営。2015年富山市に交流型ゲストハウス縁〜えにし〜開業と同時に独立。2017年「富山市ヤングカンパニー大賞」を受賞。県内を中心に多世代共生富山型シェアハウスを展開。 ーSCOPには異なる特色をもつ創業・移住促進住宅が配置されているとのことですが、ふたつの住居棟のコンセプトを分けたのはなぜですか? 姫野:西棟と東棟のふたつの創業・移住促進住宅は、間取りはさまざまですがシェアハウス・アパートメントの構成や部屋数はほとんど同じです。明確にコンセプトを分けたのは、考え方やライフスタイルができるだけ似ている人たちが集まって暮らすことで、それぞれの住居を「自分の居場所」と感じてもらいやすくするためです。また、異なる特色をもつコミュニティの魅力を持つことによって、互いのシェアメイトたちを誘ってもう一つのコミュニティに遊びに行く、といったような両棟間でのポジティブな行き来が生まれると考えました。 ー西棟・東棟それぞれにシェアハウスとアパートメントが備わっているのも面白いですね。 姫野:シェアハウスは富山工業高校生が考えたプランの中にもともとあったものですが、アパートメントは多様なライフスタイルを選択できるように県での設計段階で取り込まれたようです。選択肢がある分、入居の際の最初のヒアリングが大切になります。ヒアリングを通して、暮らしのコンセプトに共感した仲間がそれぞれの住居棟に集まることになります。コミュニティづくりの第一歩は、ヒアリングから始まっていると言えますね。 ー選択の幅があるのは嬉しいですね。まずは西棟で叶えられる暮らしについて教えてください。 姫野:西棟は、仕事を中心に毎日の生活をより快適に暮らしたいという方におすすめです。創業している人に限らず、最近は企業に勤めている人でも場所に囚われずにパソコン一台で自由に働けるライフスタイルの方が増えてきていますよね。西棟の暮らしでは、朝は各々のタイミングで起きてきて、リビングでは朝食を食べている人もいればパソコンに向かっている人もいると思います。今日はどこで作業をしようかなという選択から始まって、SCOPの中で一日が完結することもよくあるというイメージですね。 ー創業支援センター内のコワーキングとの相乗効果はどのようにお考えですか? 姫野:西棟の家賃の中には、創業支援センター内のコワーキングスペースの利用料が含まれています。コワーキングスペースではいろいろな業種の人たちと交流ができるので、SCOPの施設内だけでも環境や気分を変えて働くことができます。職住一体の施設だからこそ生まれる、暮らしの中に溢れている課題を解決する新しい事業アイディアが出てくるかもしれませんね。 ー西棟はSCOPの最大の特徴“職住一体”を最も感じられる暮らしを送ることができそうですね。一方、東棟はいかがでしょうか? 姫野:東棟は、仕事よりも暮らしにフォーカスしています。SCOPには移住促進の要素もあるので、地域の人も県外の人も共に暮らすことで富山の暮らしや文化を感じられるような場所にしたいと考えています。多様な人たちが暮らしの中でコミュニティを育んでいく“コレクティブハウス”をコンセプトにしています。朝はだいたい同じような時間帯にみんなが起きてきてキッチンが賑わい食卓を囲み、「いってきます」「いってらっしゃい」の会話から一日が始まります。夕方くらいから徐々に人が帰ってきて、夕食を一緒に準備したりおかずのおすそ分けをしたりというイメージです。月に一回、住人のみんながリビングに集まって食卓を囲む“コモンミール”を設けたいと考えています。 ーみんなでリビングやキッチンを囲む賑やかな暮らしが想像できますね。コレクティブハウスという言葉を初めて知りました。新しい試みなのでしょうか。 姫野:コレクティブハウスは僕が富山で実現したかった住まいのカタチです。日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、歴史はシェアハウスよりも長いそうです。 ・シェアハウス:住人それぞれの個室がある。水回りやリビングはみんなで共有する。 ・コレクティブハウス:個室には水回りが全て備わっている。共用のリビングやキッチンもある。 姫野:僕が東京で見たコレクティブハウスでは、家族と学生とおじいちゃんとおばあちゃん、そして子供たちが共同生活をしていて、一緒に食卓を囲んでいました。独立した専用の住居を持ちながらも、リビングに出れば賑やかな空間をみんなで共有できます。おじいちゃんとおばあちゃんは走り回る子供たちから元気をもらえて、家族は子育ての手助けに繋がりますよね。リビングは大切な場所になってくるので、運営メンバーやシェアメイトたちと共に時間をかけてじっくりと理想の空間を作り上げていきたいと思います。 ーそれぞれの住居棟にコミュニティマネージャーがいるのも特徴的ですね。コミュニティーマネージャーはどんな役割を担うのですか? 姫野:みんなの生活をより良くしていくために影で汗をかく役割だと考えています。頼れるリーダーというよりも、コミュニティを俯瞰できる存在です。入居者の一人として、みんなと一緒にコミュニティづくりを働きかけていきます。 ー新しいアイディアと挑戦に溢れた住居になりますね。SCOPの暮らしを多くの人に選んでもらえるといいですね。 姫野:いろんな要素が備わっているSCOPも、数ある暮らしの受け皿のうちのひとつだと思っています。これまでにたくさんのシェアハウスを運営してきた中で、誰もが居心地がいい万能なコミュニティはないと感じています。住んでいる人たちが自然とその場所らしいコミュニティを生み出していくんですよね。共同生活の中に身を置きたい、だれかと場所や時間を共有していくことで何かを得たいという人たちが問い合わせてくれたときに、僕たちが提案できる選択肢の中で、SCOPも含めてひとりひとりに合ったコミュニティを見つけるお手伝いが出来たらいいなと思います。ぜひお気軽にお問い合わせください。 次回は、SCOPが叶えたい創業支援についてお届けします。 文:徳田琴絵(富山オタクことちゃん) 写真:北條巧磨
【ごあいさつ③】SCOPが叶えたい、創業支援。
【ごあいさつ③】SCOPが叶えたい、創業支援。
SCOP TOYAMA(以下 SCOP)は、2017年の建築甲子園で全国優勝した富山工業高校生のプランがベースとなった全国でも珍しい職住一体の施設です。プロジェクトの発足当初から話題と注目を集めてきたSCOPが、いよいよ2022年10月28日にオープンします。 今回は、SCOPが取り組んでいく創業支援について plan-A合同会社の相澤さんと田中さん、富山県庁創業・ベンチャー課の山本さんの3名にお話しを伺いました。 左から相澤さん、田中さん、山本さん ー富山における創業の風土について、印象を教えてください。 相澤:北陸は保守的だと耳にしていたのですが、私は富山で保守的なイメージは感じられなかったです。変わらないといけないなという意識はあるけど、どうしたらいいのかを知る機会が少ないのかもしれないですね。自分たちの生活を大きく変えなくとも、少しずつポジティブに開拓して選択肢を広げていく余地がたくさんあるなと思います。 合同会社plan-A TOYAMA代表 相澤毅 大手生活ブランド勤務を経て前職ではデベロッパーにて社長室に所属し不動産開発から海外事業におけるスキーム構築・広報P R・販売戦略・広告クリエイティブ・ブランディング・新規事業企画・商品開発・人材育成制度構築・産学連携など手がけ、2018年5月に独立起業。現在は不動産事業者や大手家電メーカーのコンサル、企業の事業開発参画、不動産開発事業、場のプロデュース、拠点運営、自治体とのまちづくりや創業支援、企業の取締役や顧問、NPO法人の理事等を手がけ、多様な働き方を実践している。 山本:“創業”という選択肢がなかなか挙がってこない地域性があると思っています。富山は製造業や製薬業が地域の経済を支えてきたという歴史があり、有効求人倍率が全国平均よりも高くなっています。安定した雇用があり卒業したら就職することが一般的で、起業するという選択や新しいことをしようという考え方にあまり馴染みがないのかなと感じています。 富山県創業・ベンチャー課 山本航大 富山県富山市生まれ。東京で民間企業に7年勤務したのち、今後の暮らし方を考え富山にUターン。2021年より富山県庁に入庁し、創業・ベンチャー課で起業支援事業に従事する。同時に公民連携を学びつつ、有志と共にとやま都市経営実行委員会を設立して、県庁前公園で「ケンチョウマルシェ」を開催。 相澤:富山はとても安定している印象があります。地域のリサーチを重ねている中でやはり製造業が強みだということが顕著に分かりました。しかし、安定しているけれども柔軟ではないという印象です。製造業は大きな拠点を構えているだけに、万が一の事態で拠点を撤退せざるを得なくなったときに企業に紐づいたエリアの雇用が失われがちという事例も日本各地で起こっています。雇用に困る人たちが多く現れるということは、地域の経済にとって大きなダメージになりますよね。平和で安定しているうちに第二、第三の自分の人生のレールをひとりひとりがイメージできるようになるといいなと思います。 田中:“創業”という言葉は、人によっていろんなイメージがあると思うんですよね。例えば「まだ世の中にない新たなサービスを生み出す」とか、「大きな事業を興して世界へ羽ばたく」など、何か大きなことを成し遂げることを想像する方もいるかもしれません。もちろんそれもすごいことですが、例えば「何か自分ができることで人を助ける、喜んでもらう」というのも立派な創業の一つだと思います。どんな規模の創業であっても、大切なことは「まず一歩を踏み出すこと」そして「継続していくこと」。大きな事業でも意外と最初はひとりで始まっていたりもしますし、一歩踏み出し、色々あっても継続することで少しずつ成果が生まれていく。そのためにもまずは”創業”というものに触れる機会を増やし、「自分でもできるかも!」と思ってもらえる機会を提供できたら嬉しいです。SCOPを通して創業へのイメージの解像度を高めていきたいですね。 合同会社plan-A TOYAMA 田中優子 飲食業、ホテル等のサービス業を経て不動産デベロッパーに転職。営業、市場調査、マーケティング、商品企画、ブランディング、PR、新規事業など一連の業務に携わり2021年1月に独立。会社員時代から個人向けのサポート事業を複数創業した経験を持つ。現在は東京を拠点に複数のチームに属し事業伴走を行うかたわら、ビジネスパーソン向けスクールの立ち上げ、企画、運営等にも携わる。子育てや会社員をしながら個として活動する経験をもとに、セカンドキャリアの支援も行っている。 ーSCOPの創業支援センターはどんな場所ですか? 相澤:SCOPの創業支援センターには、いろんな事業の規模の人たちが交流できて刺激を受け合える環境が備わっています。3階のセミオープンのシェアオフィスは、コミュニケーションをとりながら仕事をしたいという人たちが入居するイメージです。事業をつくりあげていくときは、ひとりよりも誰かがいてくれる空気感があるだけでも支えられるんですよね。事業規模が大きくなって人数が増えれば、4階の個室オフィスを借りるといったように施設内でステップアップしていけます。1階には共用のダイニングキッチンがあります。一区切りついたときに気分転換にキッチンに来て挨拶を交わしたり会話を楽しんだり、キッチンが交流を誘発するための鍵になると思っています。 田中:オフィスの入居だけでなく、チャレンジショップを利用してみたり、セミナーを開催してみたり。小さく試せるチャンスがSCOPには備わっています。いまは明確ではなかったとしても、コワーキングスペースの利用やイベントに参加していくうちに、自分のやりたいことが見つかる人もいるかもしれません。そういう関わりのなかで、創業し、事業を続けていく人が一人でも増えたらいいなと思います。また、自分が創業しなくても、SCOPで出会った志のある人たちを応援する側になっていくという関係性も生まれたら嬉しいですね。共に創業を応援する文化を築き上げていきたいです。 ー創業支援はどのように取り組んでいくのですか? 田中:何か新しいことを始めたいと思ったときの入口となるような支援を行っていきます。SCOPに全ての創業支援サービスが備わっているわけではなく、また県内にはすでにいくつかの創業支援サービスがあります。SCOPが窓口となってご紹介したり、一緒にワークショップを開催したりという連携を定期的に続けていきたいと考えています。 山本:連携ができていないまま県内に創業支援の窓口がたくさん見えすぎて、結果的にうまく情報を得られないということが起きてしまってはもったいないですよね。県内各地の創業支援サービスを、SCOPがハブの役割を担って届けられるようにしていきたいです。 相澤:着実にプロジェクトを進めていくことで、県内外からいろんな人たちに足を運んでもらえる施設になっていくと思います。時間はかかるけれども、絶対に良い施設になっていく確信があります。 田中:拠点があっても人が関わらないことには何のアクションも起こりません。人と人が交わることで新しい何かが見つかる“小さな火種”を生み出せる機会づくりを、私たちが応援していきたいです。今すぐアクションを起こす人はもちろん、いつかは創業をしてみたいという方にも、ライフステージのどこかで創業するという選択肢もあるということに気づいてもらえたら嬉しいです。 ーSCOPをどんな場所にしていきたいですか? 相澤:SCOPと東京の創業支援施設が根本的に違うのは「暮らし」がある場所だということです。熱量が集まる場所というよりも、居心地が良い場所にすることが最優先になると思っています。穏やかなモチベーションを維持できる環境をつくっていきたいです。そして、暮らしや仕事の選択肢を用意できる環境が、SCOPの未来にあったらいいなと思います。 田中:「富山は創業のロードマップがとてもわかりやすい!」と感じてもらえるような拠点になっていけるといいですね。創業している人だけでなく、創業を応援している人もどんどん紹介するような発信を考えていますが、このような取り組みが誰かにとっての“気づきの種”になると嬉しいです。 相澤:創業する人にばかり光が当たり続けていて、応援する側の人たちが疲弊していってしまうとサスティナブルではないですよね。そのうちにどちらも息切れをしてしまっては、誰も幸せになれません。応援する側の人たちにも光を当てて継続的に関わっていけるような環境をつくっていくことがみんなの幸せに繋がるのではないかと思います。 3部作にわたって運営のみなさんの想いをお伝えしました。 暮らしと仕事の選択肢の幅が広がる“気づきの種”が、SCOPを拠点に富山全体へと少しずつ芽吹いていきますように。 文:徳田琴絵(富山オタクことちゃん) 写真:北條巧磨
SCOP TOYAMAの成り立ち
SCOP TOYAMAの成り立ち
富山市蓮町の旧県職員住宅が、SCOP TOYAMA創業支援センター1棟、創業・移住促進住宅2棟として生まれ変わりました。 ここで紹介するのは、高校生のリノベーションプランをもとに、空き家棟となった旧職員住宅を改修し、「若者の夢と希望」という新たな命を宿す、そんなストーリーです。 第1章「役目を果たした旧県職員住宅」 富山市蓮町の旧県職員住宅 富山市北部の蓮町(はすまち)地域にある旧県職員住宅は、その供用を廃止し、財産の利活用を県政の課題としていました。 この地域は、国道や主要地方道、路面電車の蓮町駅、馬場記念公園からほど近く、富山駅から路面電車で約17分と、通勤や住まいに利便性の高いエリアです。 また、旧県職員住宅付近は、神通(じんづう)川や富岩(ふがん)運河、運河沿いの桜並木、馬場記念公園等、豊かな自然をはじめ、富山市北部児童館やテニスコート等、閑静でありながらも幅広い世代が楽しめる居住環境も持ち合わせています。 さらに、令和2(2020)年3月には、富山駅を起点とした路面電車が南北接続し、中心市街地や富山大学等へのアクセスが向上したほか、まちづくりの進む富山市の港町「岩瀬エリア」からも近いため、今後一層、交流人口の拡大が期待される、注目のエリアでもあります。 一方、この建物は職員住宅としての役目を果たし、供用を廃止して、現在は空き家棟となっています。県としても、この財産の利活用を課題としていました。 そこに、施設の未来を導く一筋の希望の光が差し込みました。 第2章「物語の始まり」 全国の高校生等が建築のアイデアやデザインを競う「建築甲子園2017」で、本県の富山工業高校の生徒さんが全国優勝を果たしました。 作品のテーマは「夢を描きながら住まうこと~地域を創るわかもん団地~」。(※わかもん=若者) 夢を描きながら住まうこと~地域を創るわかもん団地~アイデア 旧県職員住宅の活用を想定したもので、夢を追う若者が、シェアハウスやコワーキングスペース等での共同活動を通し、相互にアイデアや情報を交換しながら、新しい暮らしのあり方を築く、斬新で先進的なリノベーションプランでした。 富山県では、新規事業所の開業率の向上も政策的な課題としていましたが、起業家の活動拠点となり、多くのイノベーションが生まれる創造的な空間を整備することは、その取組みとしてもふさわしいものでした。 職員住宅としての役目を果たした建物に、若者たちから新たな命が吹き込まれ、「起業家や移住者をはじめとした、様々な方が暮らし・活躍する舞台へ」と生まれ変わる。 若者の創意工夫、そして夢と希望が詰まったプランを実現すべく、壮大な物語が始まったのです。 第3章「高校生の夢を現実に」 高校生のプランを実現すべく、公募型プロポーザルにて設計者の選定を行いました。 選定審査会を経て、夢の担い手として「株式会社仲建築設計スタジオ」が設計者として特定されました。 仲建築設計スタジオのプランは「暮らしを編む」をコンセプトとし、団地である特性を活かし、各棟間の繋がりを大事にしながら、地域の交流拠点として「ひと・もの・こと」の豊かな地域資源の循環、魅力的な生活やしごと、環境づくりを盛り込んだものでした。 いよいよ、夢のプランが現実に。物語が大きく動き出しました。 【外部リンク】株式会社仲建築設計スタジオ https://www.nakastudio.com/ 第4章「職住一体の新しい生活スタイル」 リノベーションで実現するのは、創業支援センター1棟、創業・移住促進住宅2棟です。 仕事と住まいを融合させ、そして地方への移住を促す、職住一体の新しい生活スタイルといえます。 施設では、様々な機能を用意する予定です。それぞれのライフスタイルに合わせ、多様な用途でご利用いただけます。 創業支援センター 「コワーキング」や「シェアオフィス」など、起業家の創業形態や規模、成長段階に対応した多様なオフィス空間。 創作活動やワークショップなどに利用できる「アトリエ」、「ラボ」。 独立間もない方が挑戦できる、カフェ等の短期契約の店舗「チャレンジショップ」。 地域の皆さまにもご利用いただけるよう、1階は店舗やイベントスペース等の開放的な空間として配慮しています。 創業・移住促進住宅 移住者が快適に住まう「アパートメント」(1LDK相当、28室) 夢や希望を持ち寄り共同生活する「シェアハウス」(32室) 居住者なら誰でも使える「シェアリビング」等、設備の充実した共同空間 改修にあたっては、耐震性や給排水等の設備更新にも配慮しています。 第5章「夢のバトンをつなぐ」 プランを提案した生徒さんは、すでに卒業されたのですが、先輩の意思を継ぎ、富山工業高校生の在校生がワークショップに取り組んできました。 創業支援センターで使用する家具(イス)や照明、グラフィックデザインを想定し、 「こんな建物になったらいいな」 「このような方に利用してもらいたいな」 という思いを自分たちの手で創り上げられるよう、何度も試作と議論を重ねてきました。 現地を見て学び、 製作と検証、議論、そして試行錯誤を繰り返し 完成した作品がこちら。 高校生とは思えない技術力の高さにビックリです。 これらの作品は、立山や富山湾をイメージしたもので、創業支援センターのカフェ店内で実際に使用しています。 製作したイス 製作した照明(左:城端(じょうはな)絹、右:五箇山(ごかやま)和紙を使用) 製作した壁面グラフィック(施設内の壁面に施工) ワークショップの製作発表会の様子はこちらから視聴できます。 令和4(2022)年2月4日、高校生ワークショップ製作発表会 https://www.youtube.com/watch?v=CE_TCRGw7TI 【外部リンク】仲建築設計スタジオをはじめ、ワークショップにご協力いただいた皆さま 藤森泰司アトリエ https://taiji-fujimori.com/ 岡安泉照明設計事務所 https://www.ismidesign.com/ ちえのわデザイン https://chienowadesign.com/ 第6章「ここからはじめる。つながる。」 令和4(2022)年4月、3棟の愛称が決定しました。 愛称は「SCOP TOYAMA」(スコップ トヤマ) 起業や移住に挑戦し、新しい何かを「はじめる」、そして施設に集う方が、出会い、「つながり」、新しく、そして魅力的なコミュニティを生み出す、そんな理念を愛称にしました。 愛称は高校生とともに考え、覚えやすく、親しまれ、そして洗練されたものを目指しました。 ロゴマークには、いわゆる「スコップ」のマークが見られます。 新たな自分や、新しい出会いを「ここから掘り起こそう」という想いも込められています。 第7章「夢のバトンを未来へ」 創業支援センター、創業・移住促進住宅は、令和4(2022)年10月28日にオープンしました。 入居の案内や利用者の条件等は、こちらの公式サイトにて発信していきます。 地方へ移住をお考えの方、共同生活を通して仲間を作りたい方、起業したいという方、そして「やっぱり富山が好きだ!」という方。 皆さんをお待ちしています。

1人より2人 2人より10人 
10人より100人。
人のチカラが集まると
大きな一つのエネルギーになり
それが新しい創造の種となる。

SCOP TOYAMAは
富山で生きることを選んだ人が
出会い、集い、暮らす場所。
ここから生まれる創造の種は
きっと新しい富山の未来をつくり出す。
生き方も幸せもその手で
掘り起こして見つけよう。
そして小さな創造の種を撒いていこう。

いきかた しあわせ 
ほりおこせ!

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4月15日(土)開催!BizHikeワークショップ【行動を続けられる自分になろう!】
4月15日(土)開催!BizHikeワークショップ【行動を続けられる自分になろう!】
皆様こんにちは! SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHikeは、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 本日は「こんなことをやってみたい!」と思い立ち、「やってみよう」と思って行動を始めても、なかなか続かないし形にならない。でもちゃんと成し遂げたくてモヤモヤする!どうしたら良いの?という方に向けたワークショップのご案内です! ワークショップについて知りたい方はこちら 【BizHike】イベント・ワークショップに参加しよう! 関連記事を読む > 行動を続けることの意味って何? やりたいことを仕事にしよう!と考え、いざ動き出してみると、思ったよりもスムーズにいかないことにことにたくさん出会います。 「自分だけが楽しくやっていればOK」とはいかず、お客様のことも考えて行動しなければならない他、収益を上げて経営を成り立たせなければいけない・・など、色々と考えるうちに「継続」が難しく感じてしまうこともあるかもしれません。 ・創業は強い想いや能力を兼ね備えた一部のすごい人にしかできないのでは・・ ・やりたいことはあるけど、行動が続かない自分には無理なのでは・・ などなど。やってみたいことを見つけ、挑戦の一歩目は踏み出したものの、続けていく自信を失ってしまうようなことはありませんか? 今回のワークショップは、このような創業における新たなチャレンジの場面において、「行動が続かないメカニズム」を解説しつつ、「行動を続けるのは簡単ではない」という前提を受け入れながら、だからこそ「どうしたら続けていけるか?」という、自分なりの答えを見つけ、プランを立てることを目指します! 同じ悩みを持つ仲間と共に、「行動が続けられる自分」に出会うための一歩目を踏み出しましょう! どんな内容のワークショップ? 【日 時】4月15日(土)10時30分〜12時30分/その後、ご希望の方のみお茶会あり(参加費実費) 【場 所】SCOP TOYAMA  イベントスペース 【参加費】無料   【定 員】10名   ※参加特典としてSCOP TOYAMAのドロップインチケット(1日利用券)をプレゼント! 〈主なプログラム〉 ①こんなことをしてみたい!という思いの棚卸し ②なぜ「続かないと感じているのか?」を知る ③行動が続かないメカニズムを知る ④やりたいことを成し遂げるための、「意義のあるアクションプラン」を立てる →そのステップを実行することで、「自分は続かない人間だ」という誤解を解き、行動できる自分になることを目指しましょう! 〈得られること〉 ・行動するために必要な考え方を知ることができる ・今自分の中にある課題を知り、解決策を見出すことができる ・行動を事業に繋げるためのヒントを得ることができる ・自分に自信が持てる ・次のアクションが明確に見える ・行動への不安が減り、前向きな気持ちになれる ※BizHikeのワークショップは、創業に必要なさまざまな要素を「その日に受け取れるサイズ」に小分けし、少しずつ身につけていくことを目指しています。毎回違うテーマで実施しますので、複数回の参加も可能です。 新たなチャレンジを通して、自分の未来を変えたい方や、創業するために必要なアクションがなかなか取れずにもどかしさを感じている方は、ぜひご参加ください! 〈こんな人におすすめ!〉 ・これから何か事業を始めたい方 ・ビジネスにチャレンジしはじめたばかりの方  ・「自分ができること」で誰かの役に立ちたい方 ・想いを実現するための行動力を身に付けたい方 ・アイデアだけで止まってしまっているものを「実践」に進めたい方 ・チャレンジしている人に出会いたい方 ワークショップ参加者の声 「創業のタネを見つけよう」ワークショップ参加者の声 ・新たな方向性を見つけられることができました。ありがとうございました。 ・今日は参加させていただきありがとうございました。今私が今後やってみたいと思っていたことが、思っていた以上に具体的になっていると実感でき、今後の課題は実績を作りつつサービスの価格づけだとわかることができました。 ・とても楽しくてあっという間に2時間過ぎてしまいました。また参加したいと思います。宜しくお願い致します。 ・ワークシートやガイドがあったおかげで、考えを整理する作業ができてよかったです。 また自分ではしっかりと意識化できていなかった事柄について、他の参加者のお話を聴く中で整理されたり、気が付いたり、「それ、私も!」と思えることが出てきたこともよかったです。 ・大変、参考になることばかりでした。ありがとうございました! 「創業のはじめの一歩を踏み出そう」ワークショップ参加者の声 ・みんなが何かやりたい、みんなが同じく不安。その途中でシェアできたり横の繋がりができることはとても前進の機動力になるのだと実感しました! ・二時間あっという間で楽しく自分がやりたいことに向き合えました。一人で考えているときは辛い作業で、ぐるぐるとするしかなかったのですが、今日この場所にきてみんなで話すこと自体楽しかったし、ポジティブな雰囲気の中で言葉にしていくので、自分一人ではできなかった事が言葉になり、整理されました。 ・この先やることを具体的にしていく方法を教えてもらい、止まっていた一歩が動きそうなワクワクを感じることができました。 ・2時間という時間でしたが、起業する仲間と出会えたような感覚になりました。今回の続きがあったらうれしいです!! ・各々へのアドバイスが的確すぎて驚きました!ワークショップの組み立ても素晴らしく、とても雰囲気が良かった。ありがとうございました。 ・具体的なアイデアではないのに参加してもいいのだろうか…と不安でしたが、田中さんをはじめ、皆さん親身になって聞いてくださりました。少し前の自分なら、このような場にも参加できていなかったと思うので、自分の中ではまず大きな一歩でした。得られたことを少しずつ形にしていきたいと思います。参加された皆さんのこれからも気になります(*^^*) ・参加者の方の話しも聞けてとても勉強になりました。ありがとうございました。 ・ワークをする中で、目的を達成するために、自分に何が足りないのか?また、自分の強みも知ることができました。 参加者の皆さんと話をする中で、自分で全てのことを揃えられることに越したことはないが、いろいろな事業とコラボすることによって、自分の思いを実現できるのではないかと感じました。 初めて会う方とのワークショップは、ちょっと緊張するかもしれませんが、最初だけですので大丈夫!2時間があっという間に過ぎてしまいますので、ぜひ安心してお越しくださいね! ナビゲーター紹介 BizHikeナビゲーター/plan-A TOYAMA 田中優子 コンテンツディレクター/ワークショッププランナー 前向きな変化を支援することを軸に、思考整理やアクションプランニング、コーチングなどの対人支援に15年以上携わる。現在は複数企業のチームに所属し、社会人向けのスクール企画運営、コミュニティ支援、事業伴走などを実施。個人事業としてワークショップの設計や企業研修のプログラム設計を行う傍ら、OoO株式会社の創業パートナーとして法人経営にも取組中。会社員時代に複数回のリストラや倒産を経験し、”創業もできる自分になる”ことの重要性に着目。以来、会社員と並行しながら複業で事業展開をしてきた経験を活かし、社会人のセカンドキャリアの支援も実施。SCOP TOYAMAの運営に関わるplan-A TOYAMAの一員として、BizHike(ビズハイク)の企画設計にも携わる。東京都内を中心に活動し、多拠点居住を実践する2児の母。
【SCOP TOYAMA】のこと知っていますか?<br>3/25(土) センター棟&住居棟内覧会 定員15名(参加無料)<br>ご参加の方 「ドロップインチケット」贈呈
【SCOP TOYAMA】のこと知っていますか?
3/25(土) センター棟&住居棟内覧会 定員15名(参加無料)
ご参加の方 「ドロップインチケット」贈呈
センター棟&住居棟内覧会 SCOP TOYAMAはどんなところか知って頂く為に内覧会を行います。 お越しいただいた方にはドロップインチケット1日分を贈呈致します。 ぜひ体験してみて下さい。 3月25日(土) 集合 10:20  センター棟3F総合受付 1部 10:30  センター棟 2部 11:30  住居棟 (住居棟のみ希望の場合は11:15までにセンター棟3F総合受付) 👇申し込みはこちら https://peatix.com/event/3528939/view センター棟とは 創業を支援する事が主です。 4階 オフィス 事務所とし登記  3階 シェアオフィス 事務所とし登記  2階 コワーキングスペース  パソコン一台で仕事ができるスペース  1階 チャレンジショップ  低資金で開業できます。  ラボ 最先端の機械を使えます  【3Dプリンター レーザー加工 カッティング 刺繡専用ミシン】   スタジオ グリーンバッグあり   ギャラリー 写真や芸術品を展示できます   会議室   イベントスペース  24~30名ほど   創業相談室  創業のご相談 コワーキングスペース 撮影:鳥村鋼一 住居棟 西棟と東棟という2つの住居棟があり、棟ごとに【シェアハウス】16室と【アパートメント】14室が居住スペースとして備わっています。全居住世帯が利用できるコモンリビングやキッチンなどの共用部分も充実しています。 また、この2つの住居棟には、それぞれ以下のように別々のコンセプトが設けられています。 西棟 仕事を中心とした生活を最適化するチャレンジャー共創型シェア住居(センター棟 コワーキングスペース無料) 東棟 持ちつ持たれつ共生する、地域交流×多世代型シェア住居 (畑あり) SCOP住居棟では、それぞれの生活や価値観、ライフステージにあった住居を選ぶことができます。 そんな2つの住居棟を、内覧会という形で見学できる機会を設けました。 定期的に開催しており、まだ引っ越しが具体的でない方でも参加できる内覧会です!! 毎回、定員には限りがありますが、ご興味ある方はぜひ気軽にご参加ください! 各回15名を上限としております。 こんな方にオススメ👆 「引っ越しを考え始めたばかりだけど、シェアハウス暮らしに興味がある」 「いつか自分で事業を始めることを考えていて、事業を始める人と交流してみたい」 「とりあえずどんな暮らしが出来るのか見てみたい、聞いてみたい」 撮影:鳥村鋼一 youtubeもご覧いただけます。   https://youtu.be/FBbWJK10GwM https://youtu.be/A663NQGSJl0   👇申し込みはこちら https://peatix.com/event/3528939/view
【3月18日(土)開催!】相談できるプロを知る!〜士業の頼り方編〜
【3月18日(土)開催!】相談できるプロを知る!〜士業の頼り方編〜
皆様こんにちは! SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHikeは、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 相談できるプロを知る!〜士業の頼り方編〜 創業し、事業を展開しようと行動すると 「この悩み、相談したいけど、誰に聞けば良いんだろう?」 「この件で頼れるプロってどんな人?」 という迷いを持つタイミングがどこかでやってきます。 特に重要な場面で相談をする相手となる ・行政書士 ・司法書士 ・税理士 ・社会保険労務士 ・弁護士 ・弁理士 ・土地家屋調査士 ・海事代理士などなど沢山種類のある「士業」については、具体的に相談できる内容や頼り方など、棲み分けがわかりづらいと思いませんか? 今回は【相談できるプロを知る!〜士業の頼り方編〜】というテーマで、行政書士の仙波芳一先生をゲストにお招きし、「色々あってよくわからない〇〇士」というプロの頼り方を学ぶオンライン勉強会を開催します。 ご参加いただいた方は、仙波先生に直接ご質問いただくことも可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください! 登壇者紹介 ひばり行政書士法人 所長 仙波芳一氏 神奈川県横浜市出身。中央大学大学院文学研究科、法学部卒。東京都の博物館研究員、出版社勤務を経て、富山県射水市にて行政書士・知的財産管理技能士として開業。 映像や音楽等の著作権ビジネスの支援に強みを持ち、広告会社や出版社、作曲家の顧問を務める。この経験を活かし、新規事業を行いたい人のための契約書作成、法人設立、各種許認可申請に範囲を広げ、新たなチャレンジを行う人たちを応援している。 令和3年、富山県内で初めての、新制度による「行政書士法人」を設立。さらに、補助金申請支援、コスト削減支援を中心に行う「ゆうあい株式会社」の代表取締役を兼務し、一層強く創業者を後押しするため、射水市中心部に創業支援施設「HIBARI NEST」を建設。令和5年4月のオープンに向け奮闘中。 ファシリテーター:田中優子 SCOP TOYAMA/plan-A TOYAMA メンバー。 コンテンツディレクター/ ワークショッププランナー。 前向きな変化を支援することを軸に、思考整理やアクションプランニング、 コーチングなどの対人支援に15 年以上携わる。社会人向けのスクール運営や セカンドキャリアの支援などの経験を活かし、SCOP TOYAMA の運営を担う plan-A TOYAMA の一員として、BizHike(ビズハイク)を企画設計。ワーク ショッププログラムなども提供している。東京都内を中心に活動し、多拠点居 住を実践する2児の母。 どんな主旨の勉強会? ファシリテーターを務める田中も、会社員として働きながら「何か小さく事業を始めてみたい」と考えたとき、誰に相談してどう始めたら良いか、わからないことだらけでした。 「個人事業で始める場合は誰に相談するのか?」 「法人設立の場合は誰に相談するのか?」 「それを相談するだけでもお金がかかるのかな?」 「信用できる人に出会うにはどうしたら良いかな?」 などなど、さまざまな疑問や不安を持った経験があります。 いざという時を迎えてから色々な人に聞いたり調べたりするのはなかなか大変で、「事前にこのような知識をある程度持っておけたらよかったな」、と思う場面もたくさんありました。 そんな想いから、今現在このような悩みに遭遇している人だけでなく、「なんとなく将来のために知っておきたい」という人のためにも参考になる勉強会を企画しました! 何をテーマに学ぶ? 今回ご登壇いただく仙波先生は行政書士ですが、仙波先生いわく「行政書士は相談の入口になる役目」とのこと。 例えば法人設立という業務一つとっても、一つの士業の方に相談して完結することはなく、色々な専門家と連携して行うそうです。 また、今の時代はネットで何でも「自分で」できる時代。 様々な手続きをプロの手を借りず自分でやることも可能ですが、知識がないことにより後からトラブルになるケースもあるそうです。 なんとなく分かりづらい様々な「士業」が扱う領域や、どんな時に頼れるのかなど、 質問も交えながら具体的に教えていただきます! こんな人におすすめ! ・事業をする上で必要な知識を得たい方 ・将来的に創業を考えている方 ・すでに事業に取り組んでいて、様々な課題を感じている方 ・事業に取り組む人を応援したい方 ・士業に興味がある方 質問も交えながら進めるゆるやかな会ですので、ぜひお気軽にご参加ください!!
【イベントレポート】2月14日開催!ビズクロ交流会
【イベントレポート】2月14日開催!ビズクロ交流会
「ビジネスにチャレンジする人や企業の繋がりを生み出せる機会を作りたい」との思いから、 富山県内でビジネスを応援する施設をゲストに開催した連携交流会【ビズクロ】。 今回のイベントでは、会場となったSCOP TOYAMAに Himi-bizの岡田さん、HATCHの今泉さん、徳田さんをゲストにお迎えし、 「2023年、各施設におけるイチオシの取り組みは?」というテーマを元に、 各施設の活動についてのトークセッションとフリーの交流会を開催しました。 HATCH:コンセプトはコミュニティとサポート 今泉:HATCHは、2020年の12月に富山市の中央通りにオープンしました。起業家や起業に興味ある人たちが、同じ志を持つ仲間と出会える場所です。 コンセプトに、コミュニティとサポートのふたつを大きく掲げています。コミュニティは、起業などに向けて「チャレンジしている人の交流の場」として。サポートは「新たなビジネスに取り組んでいく人に伴走していく」ということです。 ワークスペースでありながら、コミュニティスペースや、会員の皆さんの情報発信の場でもあります。みなさんのビジネスをサポートする機能としては、様々な専門家にメンターとしてサポートいただいています。 ただ場所があるのではなく、セミナーや相談会、ビジネスプランコンテストなどを通して、事業のブラッシュアップをサポートしています。 田中:イベントなどいろいろ開催されているのは、会員さん向けでしょうか?一般の方も入れますか? 徳田:もちろん、一般の方もご参加いただけます。LINEのオープンチャットに随時イベント情報を掲載しているので、ぜひご覧いただいて、ご興味のあるイベントに参加いただけると嬉しです。 田中:会員は企業だけでなく、個人で入られている方もいるんですよね? 今泉:個人で会員の方もいらっしゃいますし、学生さんも最近は結構増えてきています。幅広くどなたでもお使いいただけます。 Himi-biz:事業者のみなさんには必ず光るセールスポイントがあるはず 岡田:Himi-Bizは2020年6月オープンということで、HATCHさんと半年ぐらいの差で誕生してるのですが、もともと氷見商店街にあったJAさんの居ぬき物件を使ってやっています。 Bizモデルという取り組みはすでに全国で20か所以上に広がってきているのですが、氷見はその北陸版として初めての取り組みになります。市が運営しているといいうことで氷見市の皆さまは自由に使っていただけますし、市外の事業者のみなさんも無料で相談を受けることができます。 Bizモデルは「事業者のみなさんには必ず光るセールスポイントがあるはずだ」をモットーに思っていまして、お話をお伺いして強みを見出す、知恵とアイデアを活かして売上を上げていく、という提案をさせていただいています。 成果出るまでお話を聞かせていただいて、形を作るまで伴奏してコンサルしていくというのを、すべて無料でやっていまして、個別の相談になるので事前予約制をとって、1事業者1相談で対応させていただいています。 田中:ご相談にいらっしゃる方は、すでに会社をしっかり起こされている方なのか、割と個人でこれから始めますって方でも大丈夫なのか、どうでしょうか? 岡田:創業に限らず、広くこれから何か新しいことやってみたいという方に向けての取り組みもしていまして、例えばまだ会社に勤めているんだけどこんなアイディアがあって、という方でも対応させていただいています。 SCOP TOYAMA:住みながらここで事業 田中:SCOP TOYAMAはもともと県の職員住宅でした。ここにお住まいになっていたという方もたまに見学にいらっしゃいます。 建築甲子園で優勝した高校生のプランをもとにできあがって、いろいろな部屋があるんですけれど、なかでも特徴的なのものとしてはチャレンジショップです。お店をオープンするっていうのはハードルが高かったりするのですが、そこをできるだけチャレンジしやすくした設備があり、実際にお店がいくつかオープンし始めています。 SCOP TOYAMAは3棟あるんですけど、真ん中が創業支援センターで残りの2棟はアパートメントとシェアハウスで暮らせる場所になっています。住居が併設されているので、県外の方に移住して起業したり、県内の方が住みながらここで事業をしたりというように活用していただきたいです。 他にも、住まいやオフィス機能だけでなく、イベントスペースを時間貸しで使うこともできるます。事業でなくとも何か自分でイベントしてみたいなとかワークショップ開いてみたいなとか、そういことで使っていただけたらいいなとも思っています。 徳田:チャレンジショップがオープンしてすぐに埋まっちゃうのは凄いと思ったのですが、どういう経緯でいらっしゃったのですか? 田中:朔さんの事例で言うと、まったくやったことがないけれどチャレンジしたいという感じで入っていただけました。やりたいって思いからこの場所を知って、じゃあ挑戦してみよう、何だったらできるかな、と考えてスタートしたというストーリーがあります。(詳しくは創業ライブラリーにて掲載中) 各施設イチオシの取り組み HATCHのイチオシ ①HATCH メンバーとのコラボ企画 ②県内外の共創施設との繋がりをつくる ③アクセラレータープログラムを通して県外企業との繋がりをつくる 今泉:イチオシといいながら複数あるんですけど笑 徳田:1つ目については、HATCHは2年間くらい運営してきて、コミュニティが活性化してきている印象があります。会員さん同士がお互いの取り組みを理解していて紹介できる環境になってきているので、これからも会員さんを主体にしてナレッジを紹介するプログラムに力を入れていきたいと思っています。 今泉:2つ目は、HATCHには顔(徳田さん)がいますので、いろんな施設に足を運んでコミュニケーションを交わし、外部のみなさんとの連携を深めていこうと思っています。 徳田:コミュニケーターがいるというのはHATCHの強みの一つかなと思っています。自分自身もHATCHの活動が楽しくて、HATCHや富山の魅力を外に発信したいという気持ちもあります。 県外のおなじような共創施設に見学に行くと、「富山はまだ行ったことないんだよね」と言われることも多いです。まだまだ自分が足を運ぶことで富山を訪ねてもらうキッカケを作れると思っています。そしてご縁をHATCHの利用者さんや富山に還元していけるようにしたいです。 今泉:最後は、アクセラレータープログラムを通して県外企業との繋がりをつくっていこうと思っています。 アクセラレータープログラムは、これまで開催してきたビジネスプランコンテストの発展形で今年スタートしました。日本海ガスのグループ全体での取り組みとして、様々な企業さんとコラボして実際に新しいビジネスをどんどん作っていこうとしています。 自社だけで新しい事業をつくろうというのはなかなか難しいので、若い人や新しいアイディアを持っている人と一緒にビジネスを作り上げていきたいと思っています。 今泉:まとめにはなりますが、HACTHは人が見える施設だと思っています。徳田さんもどんどん外に出て行ってくれてますし、会員のみなさんも外に情報発信しているので、その強みを活かした活動を今後もやっていきたいと思っています。 Himi-bizのイチオシ 岡田:Himi-bizは1つに絞らせてもらいました笑 いろいろとお伝えしたいことはたくさんあって、やっていることもたくさんあるんですけど、一番お伝えしたい取り組みは、Himiアントレプレナー道場というものを2020年から開催しています。 昨年からはHimi-Bizらしさを出そうと思いまして、「いい話をきいて終わった」では意味ないので参加型のワークショップ形式の連続型企画に切り替えました。みなさんの考えていることが、だんだんワークショップを通じて形になっていくようなセミナーになっています。 最後の発表まで至った方は何人もいたのですが、氷見市だけでなく高岡市や立山町、南砺市の方もいました。 発表して終わりにせずHimi-Bizの価値を発揮していくためにも、さらにその後に形にしていくお手伝いをしようということで、ふるさと納税のテストマーケティングをしてみるお手伝いをしたり、東京の日本橋とやま館でテスト販売をしてみたり、自分たちの考えているものが「売れるかどうか実験していく」サポートも行っています。 伴走して形になるところまでやってみる、ビジネスプランを作るだけでなくて「実際にやってみるサポート」をしていきたいと思っています。 田中:本当に実践の一歩っていうのがすごくハードルだと思うので、そういう機会を作られているのは素晴らしいですね。 山本:ふるさと納税の実際のリアクションや、結果はどうだったんですか? 岡田:今回は水産加工屋さんが最高級の干物を作りたい!ということでやられまして、結構単価の高い商品なのですが、やってみてどうだったかというと、やっぱり売れたんですよ。で、売れるっていうことが事業者さんも分かったんで、じゃあどうブランディングしていくかっていうことで、今はデザインをどうしようとかどんどん形になっていっています。 山本:すごい…! SCOP TOYAMAのイチオシ 田中:イチオシと言いながら私たちも数多いかもしれませんが、「BizHike in 富山」をイチオシさせていただきたいなと思っています。このSCOPを通して自分らしく働くことへの挑戦とを推奨したり応援したりして、新しい働き方の価値観とか生き方の広がりを生み出していきたいなというビジョンがあります。 色々な取り組みをする方々に向けて何ができるだろうと考えていくと、成し遂げている人には共通する要素があると思いまして、それは一人にならずにちゃんと誰かを頼って、時には応援したり応援されたりしあうこと、これってすごく大事だよねと思っています。頑張るのは自分かもしれないですけど、誰かの存在を感じながら進んでいけるような応援プロジェクトにしたいなと。 BizHikeは相談、参加、シェアという三つの要素があって、スクールのようなものではなく自分のタイミングで参加できるプロジェクトにしているのですが… ①ワークショップ/交流会/イベント/勉強会 ②創業ライブラリー ③施設連携相談 ①は例えば「事業をはじめてないけどなにかやりたい」という方向けに、何かやりたいけど何?というの見つけるため掘り下げていくようなワークショップをやって、本当に最初の0からの種を見つけるところをサポートしていきます。交流会やイベントについても、まずはSCOPを知ってもらおう、体験してもらおうというようなハードルの低いものを現在企画しているところです。 ②の創業ライブラリーでは、富山のリアルな創業の経験をシェアさせていただいて、それを読んでヒントを得てもらえるようなものにしたいと思っています。最初はIMATOさん、第2回は朔さんを取材していますので、ぜひご覧ください! 最後の創業相談ですが、いろんなイベントやワークショップをしていくなかで、やっぱり最後は自分の悩みってどうやって解決したらいいんだろうな?と個別相談になっていくと思います。ただ、SCOP TOYAMAだけで誰かがすべて相談を受けるということではなくて、県内のいろんなところと連携してその方にあった人を紹介していきたい、そういったカスタムメイドでの相談を実施したいと思っています。 県内のリソースを選択して、自分を拡張していってほしい 山本:今日は裏方に徹しようと思っていたのですが話したくなってしまいました…笑 少し最後にお話しすると、今回こういうイベントを開催した経緯には、県内のいろんなリソースを皆さんが選択できるようになってほしいという気持ちがありました。 今の時代みなさんの悩みはどんどん複雑で多様になっているので、SCOPだけで、HATCHだけで、Himi-bizだけで皆さんの悩みを受け止めてというのは難しい世の中だと思っています。特に創業という領域においては、本当に悩みは人それぞれでばらばら。 紹介や交流の場を通じて、まずはみなさんに県内のリソースをつなぎたいし、ぜひ実際に他の施設にも行ってみたり、人に会ったりということを通じて、どんどん自分自身を外に外に拡張していってほしいなと。そのなかで、外のものを自分のものにして自己解決する力をつけていってほしいなと。そんなことを思っています。
2月25日(土)開催!BizHikeワークショップ!創業の「はじめの一歩」を踏み出そう!
2月25日(土)開催!BizHikeワークショップ!創業の「はじめの一歩」を踏み出そう!
皆様こんにちは! SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHikeは、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 本日は「事業にしてみたいアイデアはあるけれど、それを仕事にし、お金をもらえるようになる為に何を準備したら良いかわからない!」と言う方に向けたワークショップのご案内です! ワークショップについて知りたい方はこちら 【BizHike】イベント・ワークショップに参加しよう! 関連記事を読む > 創業の「はじめの一歩」とは? 「創業」とは、「事業を始める」ということ。 事業とは、何かの「価値」や「商品」を提供して、その感謝の気持ちとしてお金をいただく活動を「継続的に行う」状態を表します。 ・きっとこんなサービスは求められているはず!でも、どうやってお客様を見つけたら良いかわからない・・ ・お試しでは好評だったけど、一般向けに売っていくにはどうしたら良いのかわからない・・ などなど。やってみたいことやアイデアがあっても、それを「事業」にしていくまでの間には、なんだか見えない壁があるような気がしませんか? 今回のワークショップは、「アイデア」を「商品」として形にし、それを最初のお客様に販売する為にはどうしたら良いか?そのために、今できることは何か?足りないものは何か?などを知ることで、具体的な課題を明確にして、「アイデアを事業にする」ためのステップを知ることを目指して取り組んでいただきます! どんな内容のワークショップ? 【日 時】2月25日(土)10時30分〜12時30分/その後、ご希望の方のみお茶会あり(参加費実費) 【場 所】SCOP TOYAMA  ワークショップアトリエ 【参加費】無料   【定 員】8名   ※参加特典としてSCOP TOYAMAのドロップインチケット(1日利用券)をプレゼント! 〈主なプログラム〉 ①今あるアイデアは何か?を整理 ②それを「商品」として、買える状態に整える方法を知る ③お客様は誰なのか?を知る ④お客様に「商品」を届けるために必要なことを知る →そのステップを実行することで、確実に「一歩進める」実感を得られます! 〈参加することで得られること〉 ・アイデアはあるけど、その先がわからず一歩を踏み出せない・・というモヤモヤから抜け出せる ・具体的な課題を知り、次のステップに必要な事が理解できる ・創業に向けた歩みを進める事ができる ・他の人の事例を知る事で、視野が広がる ・次のアクションが明確に見える ・行動への不安が減り、前向きな気持ちになれる ※BizHikeのワークショップは、創業に必要なさまざまな要素を「その日に受け取れるサイズ」に小分けし、少しずつ身につけていくことを目指しています。毎回違うテーマで実施しますので、複数回の参加も可能です。 創業のアイデアはあるけど「これでいいのかな」と思っている方や、具体的な一歩を踏み出したいと考えながらも時間が経ってしまっている・・という方など、前向きに取り組む気持ちがある方ならどなたでも大歓迎です。ぜひご参加ください! 〈こんな人におすすめ!〉 ・これから何か事業を始めたい方 ・ビジネスにチャレンジしはじめたばかりの方  ・「自分ができること」で誰かの役に立ちたい方 ・自分らしい仕事の働き方を見つけたい方 ・アイデアだけで止まってしまっているものを「実践」に進めたい方 ・チャレンジしている人に出会いたい方 参加者の声 2023年1月29日に開催した、「創業のタネを見つけよう」ワークショップ参加者の方から、嬉しい感想をいただきました! ・新たな方向性を見つけられることができました。ありがとうございました。 ・今日は参加させていただきありがとうございました。今私が今後やってみたいと思っていたことが、思っていた以上に具体的になっていると実感でき、今後の課題は実績を作りつつサービスの価格づけだとわかることができました。 ・とても楽しくてあっという間に2時間過ぎてしまいました。また参加したいと思います。宜しくお願い致します。 ・ワークシートやガイドがあったおかげで、考えを整理する作業ができてよかったです。 また自分ではしっかりと意識化できていなかった事柄について、他の参加者のお話を聴く中で整理されたり、気が付いたり、「それ、私も!」と思えることが出てきたこともよかったです。 ・大変、参考になることばかりでした。ありがとうございました! 初めて会う方とのワークショップは、ちょっと緊張するかもしれませんが、最初だけですので大丈夫!2時間があっという間に過ぎてしまいますので、ぜひ安心してお越しくださいね! ナビゲーター紹介 BizHikeナビゲーター/plan-A TOYAMA 田中優子 コンテンツディレクター/ワークショッププランナー 前向きな変化を支援することを軸に、思考整理やアクションプランニング、コーチングなどの対人支援に15年以上携わる。現在は複数企業のチームに所属し、社会人向けのスクール企画運営、コミュニティ支援、事業伴走などを実施。個人事業としてワークショップの設計や企業研修のプログラム設計を行う傍ら、OoO株式会社の創業パートナーとして法人経営にも取組中。会社員時代に複数回のリストラや倒産を経験し、”創業もできる自分になる”ことの重要性に着目。以来、会社員と並行しながら複業で事業展開をしてきた経験を活かし、社会人のセカンドキャリアの支援も実施。SCOP TOYAMAの運営に関わるplan-A TOYAMAの一員として、BizHike(ビズハイク)の企画設計にも携わる。東京都内を中心に活動し、多拠点居住を実践する2児の母。
2/24(金)開催!SCOP TOYAMAを使ってみよう!<br>〜子供を連れて仕事をしよう編〜
2/24(金)開催!SCOP TOYAMAを使ってみよう!
〜子供を連れて仕事をしよう編〜
こんにちは!SCOP TOYAMA スタッフです! この記事では「SCOP TOYAMAをどう使ったら良いかわからない」という方に向けて、 お子様と一緒に施設を体験していただくイベントをご案内します! どんな内容のイベント? SCOP TOYAMAを使ってみようシリーズの第二弾となる今回は、主に「親子でSCOPをドロップイン利用してみよう」ということをテーマに開催。 「子連れでSCOPを使ってみたい!」という方に向け、お子様と一緒にSCOPを利用した時の1日の過ごし方などをご紹介します。  ★そもそも“ドロップイン”って?という方はこちらをご覧ください SCOP TOYAMAには、お子様連れでご利用ができる「OYA-CO-Working Space(オヤコワーキングスペース)」という場所があります。 子上がりスペースもあります! こちらの「OYA-CO-Working Space(オヤコワーキングスペース)」を活用し、お子様と一緒にSCOPを利用した時の過ごし方などをご紹介し、ぜひ使っていただきたい!という想いを込めて施設をご紹介します。 施設全体ガイドの他、「OYA-CO-Working Space(オヤコワーキングスペース)」の特徴などを紹介しながら、「お子様連れでどんなふうにSCOPを活用できるのか?」をお伝えします。 ご参加の方にはドロップイン1日無料券をプレゼント。 ぜひお気軽にご参加ください! 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、 創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境 を提供すべく誕生しました。  ★BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください。
2月14日開催!【ビズクロ】〜ビジネス支援施設クロスオーバー交流会〜
2月14日開催!【ビズクロ】〜ビジネス支援施設クロスオーバー交流会〜
創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生した創業応援プロジェクトBizHike。本日は富山県内でビジネスを応援している施設との連携企画【ビズクロ】のご案内です! ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください。 (ビズクロ=ビジネス支援施設クロスオーバーイベントの略) 【ビズクロ】とは? 富山県内にはビジネスの成長を応援する施設が多数あり、様々な相談やイベントなどを通して支援が行われています。 2022年10月末にオープンしたSCOP TOYAMAもそのひとつ。 志を同じくする県内の他施設と連携し、「ビジネスにチャレンジする人や企業の繋がりを生み出せる機会を作りたい」と願い、施設の垣根を超えたこの企画が実現しました!初回となる今回は、特別版として2部構成で開催予定です! (クロスオーバー=異なる要素がお互いの境界線を越えて交じり合うこと) どんな内容のイベント? 第1部は各施設の特徴などを紹介しながら、事業を始める・チャレンジするという中で「県内にはどんなことが起きているのか」を共有する場にする予定です。参加者の方からのご質問にもお答えします! 第2部は、参加者の皆様と、各施設の運営者(登壇者)がクロスオーバーしながら、少人数で対話できる時間を作ります。チャレンジショップに出店された自然療法&ハーブティーのお店【朔〜SAKU〜】さんのオリジナルハーブティーとケーキもお召しあがり頂けます! 登壇者紹介 HATCH 管理人:今泉 大哲(いまいずみ だいてつ) 富山県富山市出身。大学を卒業後、日本海ガス株式会社に入社。 日本海ガスでは管理部門、ガス供給部門を経て営業部門にて新規サービスの運営、広告関連業務に携わる。 また、第1回北陸ビジネスプランコンテストではメンターを経験。 2021年1月より日本海ラボにてHATCHの運営、新規事業の創出に従事する。 HATCHスタッフ/ライター:德田 琴絵(とくだ ことえ) 富山県南砺市出身、砺波市在住。 生粋の富山っ子。自称『富山オタク』! 富山市内のインキュベーション施設HATCHのスタッフとしてイベント企画や広報、コミュニケーションサポートを担当。 ライターとして、富山の魅力発信の活動の幅を広げるべく奮闘中! Himi-Biz(ヒミビズ)センター長:岡田 弘毅 (おかだ ひろき) 広島県呉市出身。 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 修士課程修了。 新卒で大手経営コンサルティング会社に入社。11年間中小・中堅企業の経営サポートに従事。 住宅、不動産やリサイクルショップ、楽器店、法律事務所など幅広い業種の中小企業経営支援に携わる。 2020年3月、氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Biz(ヒミビズ)のセンター長に就任。 SCOP TOYAMA/富山県創業・ベンチャー課:山本航大(やまもと こうだい)   富山県富山市生まれ。東京で民間企業に7年勤務したのち、今後の暮らし方を考え富山にUターン。2021年より富山県庁に入庁し、創業・ベンチャー課で起業支援事業に従事する。同時に公民連携を学びつつ、有志と共にとやま都市経営実行委員会を設立して、県庁前公園で「ケンチョウマルシェ」を開催。 SCOP TOYAMA/plan-A代表:相澤毅(あいざわ つよし)   大手生活ブランド勤務を経て前職ではデベロッパーにて社長室に所属し不動産開発から海外事業におけるスキーム構築・広報P R・販売戦略・広告クリエイティブ・ブランディング・新規事業企画・商品開発・人材育成制度構築・産学連携など手がけ、2018年5月に独立起業。現在は不動産事業者や大手家電メーカーのコンサル、企業の事業開発参画、不動産開発事業、場のプロデュース、拠点運営、自治体とのまちづくりや創業支援、企業の取締役や顧問、NPO法人の理事等を手がけ、多様な働き方を実践している。SCOP TOYAMAでは創業支援棟を中心とした施設全体のディレクションを担う。 SCOP TOYAMA/plan-Aメンバー田中優子(たなか ゆうこ)   飲食業、ホテル等のサービス業を経て不動産デベロッパーで住まいに関わる事業に幅広く従事し、2021年1月に独立。会社員時代から個人向けのサポート事業を複数創業した経験を活かし、人の前向きな変化を支援することを軸に活動。ビジネスパーソン向けスクールの立ち上げ、企画、運営、創業支援等に携わる。SCOP TOYAMAでは創業応援プロジェクトBizHikeの企画設計、ナビゲーターの他、ワークショップなどを担う。 概要は以下の通り。ぜひご参加ください!
2月7日(火)開催!「はじめて、スキルアップ! デザイン・ワークショップ」<工作編 レーザーカッター オリジナルのゴム印をつくろう>
2月7日(火)開催!「はじめて、スキルアップ! デザイン・ワークショップ」<工作編 レーザーカッター オリジナルのゴム印をつくろう>
皆様こんにちは! 今回は富山県総合デザインセンターと連携して、 SCOP TOYAMAのラボ機材を「ちょっと使ってみる」体験イベントのご案内です! アクリル板を加工して何か作ってみたい、 レーザーカッターで焼き印のようなロゴを入れたい、 そんなちょっとやってみたい気持ちをかなえるために、 試しにレーザーカッターを使ってみましょう。 みなさんのご参加お待ちしております! (トトンで行われる写真WSも要チェック) ※チラシPDFはこちら
1月29日(日)開催!BizHikeワークショップ!自分の中の「創業のタネ」を見つけよう
1月29日(日)開催!BizHikeワークショップ!自分の中の「創業のタネ」を見つけよう
皆様こんにちは! SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHikeは、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 本日は「まだ具体的ではないけれど、いつかは自分で仕事をしてみたい!」と言う方に向けたワークショップのご案内です! ワークショップについて知りたい方はこちら 【BizHike】イベント・ワークショップに参加しよう! 関連記事を読む > 自分の中の「創業のタネ」って何? 「創業」というと、どんなイメージをお持ちでしょうか? ・何かの会社の社長になる ・何かを売るお店を開く ・専門的なスキルがある人が、それを使って起業する・・・など。 創業する前、会社員として働くのが普通だと思っていた私が想像していたことは、例えばこんなことでした。もちろんどれも間違っていないのですが、「自分にそれができるか?」と考えると、ちょっと遠いことのような気がしたのも事実です。 そこから時がたち、自分の「想い」をベースにいくつかの個人事業に取り組んだり、創業事業に取り組む多くの人を間近でたくさん見てきた中で、「創業は、もっと自由なもの」であるということがわかりました。そして、その「自由」を使いこなすためには核となる自分の軸や、想いの根源を知ることがとても大切で、それらが「創業のタネ」になると考えています。 今回のワークショップは、自分を知り、核となる軸や想いのベースを見つけることを通して、将来的に事業をするためにも大切になる「創業のタネ」を手にしていただくことを目指して取り組んでいただきます! どんな内容のワークショップ? 【日 時】1月29日(日)10時30分〜12時30分/その後、ご希望の方のみお茶会あり(参加費実費) 【場 所】SCOP TOYAMA  ワークショップアトリエ 【参加費】無料   【定 員】8名   ※参加特典としてSCOP TOYAMAのドロップインチケット(1日利用券)をプレゼント! 〈主なプログラム〉 ①どんな自分になりたいか?の整理 ②それを実現することで、どんな変化を手にしたいか?を具体化 ③自分に合う創業の「型」を知る ④そこに近づくための、次のステップを知る →そのステップを実行することで、確実に「一歩進める」実感を得られます! 〈参加することで得られること〉 ・目指していくことの型が見え、モヤモヤが減る ・自分の強みの整理ができる ・自分を理解し、ちょっと自分が好きになる ・ぼやっとしていた「やりたいこと」がクリアになる ・次のアクションが明確に見える ・行動への不安が減り、前向きな気持ちになれる ※BizHikeのワークショップは、創業に必要なさまざまな要素を「その日に受け取れるサイズ」に小分けし、少しずつ身につけていくことを目指しています。毎回違うテーマで実施しますので、複数回の参加も可能です。 「創業」ができるかどうかはわからないけど、いつか自分で何かやって見たい人、創業のアイデアはあるけど「これでいいのかな」と思っている人など、前向きに取り組む気持ちがある方ならどなたでも大歓迎です。ぜひご参加ください! 〈こんな人におすすめ!〉 ・これから何か事業を始めたい方 ・ビジネスにチャレンジしはじめたばかりの方  ・「自分ができること」の棚卸しをしたい方 ・自分らしい仕事の働き方を見つけたい方 ・将来どんなふうになっていきたいか、を見つけたい方 ・チャレンジしている人に出会いたい方 ナビゲーター紹介 BizHikeナビゲーター/plan-A TOYAMA 田中優子 コンテンツディレクター/ワークショッププランナー 前向きな変化を支援することを軸に、思考整理やアクションプランニング、コーチングなどの対人支援に15年以上携わる。現在は複数企業のチームに所属し、社会人向けのスクール企画運営、コミュニティ支援、事業伴走などを実施。個人事業としてワークショップの設計や企業研修のプログラム設計を行う傍ら、OoO株式会社の創業パートナーとして法人経営にも取組中。会社員時代に複数回のリストラや倒産を経験し、”創業もできる自分になる”ことの重要性に着目。以来、会社員と並行しながら複業で事業展開をしてきた経験を活かし、社会人のセカンドキャリアの支援も実施。SCOP TOYAMAの運営に関わるplan-A TOYAMAの一員として、BizHike(ビズハイク)の企画設計にも携わる。東京都内を中心に活動し、他拠点居住を実践する2児の母。
1月28日(土)開催!SCOP TOYAMAを使ってみよう〜ちょこっと寄って仕事をしよう編〜
1月28日(土)開催!SCOP TOYAMAを使ってみよう〜ちょこっと寄って仕事をしよう編〜
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください。 この記事では「SCOP TOYAMAをどう使ったら良いかわからない」という方に向け、「ちょこっと寄って仕事をする」などの使い方ができるドロップインの使い方をメインとして、施設を体験していただくイベントをご案内します! そもそも“ドロップイン”って? 富山県内にはビジネスの成長を応援する施設が多数あり、様々な相談やイベントなどを通して支援が行われています。 2022年10月末にオープンしたSCOP TOYAMA創業支援センターもそのひとつ。事業を行う人のための施設となっていて、数時間程度の気軽な利用も可能です。 ドロップインとは「少し立ち寄る」「ふらっと立ち寄る」という意味で、SCOP TOYAMAを「一時利用」ができるシステムです。利用イメージは、タイトル通り「ちょこっと寄って仕事をする」という感じです。しかし、オープン間もないこともあり、どんなふうに使えるのか?公式サイトで予約する方法は?など、まだまだ知られていないことが多いのが現状です。 今回のイベントでは、「ちょとSCOPを使ってみたい!」という方に向け、コワーキングスペースという「共同で仕事を行う場所」の一部を借りた時の1日の過ごし方などをご紹介し、ぜひ使っていただきたい!という想いを込めて、施設の使い方をご紹介します! どんな内容のイベント? SCOP TOYAMAを使ってみようシリーズの初回となる今回は、主に「ドロップインでコワーキングスペースを利用する」ということをテーマに開催。 施設全体ガイドの他、コワーキングスペースの特徴などを紹介しながら、「どんなふうにSCOPを活用できるのか?」をお伝えします。ご参加の方にはドロップイン1日無料券をプレゼント。ぜひお気軽にご参加ください!

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【Vol.03】創業ライブラリー ~先輩起業家に聴く!7QESTIONs~ フォトグラファー 大木 賢さん
【Vol.03】創業ライブラリー ~先輩起業家に聴く!7QESTIONs~ フォトグラファー 大木 賢さん
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeです。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 創業経験者のリアルストーリーを読める記事コンテンツ「創業ライブラリー」。出演してくださっている方は、自らもチャレンジの最中でありながら、その経験を惜しみなく「シェア」してくださる方々です。様々なストーリーに触れることで、視野を広げ、歩みを進める勇気を得られるようなコンテンツになればと願っています。 【BizHike】経験シェアコンテンツ!創業ライブラリー 関連記事を読む > 【Vol.03】創業ライブラリ ~先輩起業家に聴く!7QESTIONs~ 創業には、さまざまなカタチがあります。最も大切なことは、継続していくこと。 創業の最初の一歩目から現在まで、どのように事業を継続してきたのか。県内の先輩創業者ひとりひとりの創業のカタチに触れていきましょう! 今回ご紹介するのは、南砺市井波地域を拠点にフォトグラファーとしてご活躍中の大木さんです。 ・大木 賢(おおき けん)さん 大木賢写真事務所 1994年富山県生まれ。2017年金沢大学在学中に大木賢写真事務所を設立し、フリーランスフォトグラファーとして活動。2019年からは南砺市井波地域を拠点に、広告・雑誌撮影のほか、個人の日常風景も撮影する。2022年からは写真技術を活用したCGI(Computer Generated Imagery)制作や、XR(VR/AR)開発にも携わる。 Q:現在のお仕事を始めたきっかけは? A:写真を通して、大好きな富山の景色を伝えたいから。 幼い頃から、自分のお気に入りを写真に撮り収めてきました。僕にとって、もともとカメラはお気に入りのおもちゃでした。 小学生の頃は電車などの乗り物を撮影したり、中学生の頃は趣味のサイクリングで訪れた先で感動した景色を撮影してブログに掲載したりしていました。写真を見てくれた人たちから反響があることが嬉しくて、「もっと綺麗な写真を撮りたい」と思うようになりました。高校生で念願の一眼レフカメラを手に入れて、ますます写真の沼にハマっていきました。 僕はたくさんの富山の美しい景色を知っているのに、大学時代の富山や石川出身の友人たちが「北陸は何もない」と話す姿が悔しいと感じていました。写真を通して、僕が誇りに思う富山の景色をみんなに伝えたいという想いが大きかったですね。 大木さんが撮影したとなみ平野の景色 富山の風景を綴った特設ページもご覧ください Q:創業の一歩目を踏み出した時のことを教えてください。 A:2つの出会いが決意に繋がりました。 大学生時代に「自分のやりたいことでプロになろう」と決意した2つの出会いがあり、在学中に開業届を出してフォトグラファーになりました。 「なんとなくのアルバイトで自分の時間を売るよりも、自分が本当にやりたいことに時間を使いなさい」という恩師の言葉が印象的で、大好きな写真に時間を使い、写真を仕事にしていきたいと考えるようになりました。 そして大学在学中にスペインへ留学していた頃、あるイギリス人夫婦と出会いました。たまたま記念写真を撮ってあげたとき、会話の中で僕が「日本で写真を撮っていて、売ることもある」という話をすると、夫婦が「お金を貰って写真を撮っているなら、もう立派なプロだね」と言ってお金を渡してくれました。覚悟を決めてプロと名乗ろうと思えたきっかけとなりました。 1年間のスペイン留学 Q:創業をする上で、大変だったことは?どうクリアしましたか? A:行動力と周りの人たちの支えで進み続けた。 ご縁も仕事もない状態からの創業だったので、1年目の頃は新店舗オープンのチラシを見つけては飛び込みで営業に行っていました。業界のこともよくわからずに始めたので、今思うと怖いもの知らずですごいなと思いますね。学生という立場も活用して、「勉強中なので最初は無料でもいいから撮らせて欲しい」とまずは実績作りに励みました。 また、事務所を構える上での不安はもちろんありました。2019年に南砺市の井波地域を拠点に決めた当初、何よりも井波で既に活躍している先輩プレイヤーの方や、ご近所のみなさんが心強かったです。「まちに若者が来てくれた!」と喜んでもらえて、あたたかく迎え入れてくれました。自分の活動に共感して応援してくれる地域の人がいてくれるのは嬉しいです。 事務所開設は、自治体の支援制度にとても助けられました。井波は安い家賃で広い家を借りられるし、大きな商圏の金沢や富山からもそれぞれ1時間程でアクセスできる立地という部分が魅力でした。 井波のまちなかに建つ大木賢写真事務所 Q:最初の販路をどのように見出しましたか? A:仲間づくりのアイディアから繋がったお仕事。 最初のお客さんは、僕が開催していた写真教室からご縁が生まれました。僕は独学で写真の師匠もいません。一人が寂しいので、写真仲間を作るために教室をやってみようと考えました。たまたまご縁があってワークショップに参加してくれていた県内の有名なものづくり企業さんが、僕の作品を見て「工場を撮って欲しい」と依頼をくれました。 ワークショップの様子(写真は2年前のもの) Q:事業を継続していく上で大切にしていることは? A:地域との交わり。 一番は地域を大切にしたいです。創業の源泉は郷土愛なので。 せっかく井波を拠点にしているので、井波でしかできないことをやりたいといつも考えています。 バーチャル井波 近年は井波の彫刻家さんとコラボレーションをしてVR上に井波のまちを再現する『バーチャル井波』を開発しています。美術館をはじめとする各店舗では、職人さんの作品が3Dでアーカイブされています。 佛師/木彫刻師の石原良定さんの作品を3DCGモデリング これまでの井波のまちも、ずっと実験的なまちだったのだと思います。県外から職人さんが集まり、お客さんとの対話を重ねて、より良いものづくりを続けてきました。 自分の価値観を押し付けるのではなくて、コミュニケーションを交わしながら、写真やCGのような次世代の写真に代わるものを作っていきたいと思っています。 Q:これからどのような展開をしていきたいですか? A:人間味が感じられる仕事を続けていきたい。 AI技術の発達がものすごいスピードで進化している中でも、相手と空気感を共有していくような、人とのコミュニケーションの上で成り立つものづくりをしていきたいです。 もう綺麗な写真は誰でも撮れるようになるかもしれませんよね。ただ依頼された写真を綺麗に撮るだけではなく、フォトグラファー視点での提案などのコミュニケーションも含めて自分たちの価値を提供していきたいです。 あたたかみを感じられる大木さんの作品たち Q:これから創業を目指すみなさんへのアドバイスをお願いします! A:ワクワクする方向へ変化し続けていこう。 自分が好きなことをやっていれば、共感して応援してくれる人は絶対出てきます。 自分の本気度は自分にしかわからないですよね。うまくいくかも始めてみないとわからないです。一歩踏み出してみればどんどん進んでいきますし、不安に感じるようなことがあれば、戻ってみることも必要だと思います。継続していくための変化を続けていくことも大切だと思っています。 ワクワクする方向へ進んでいけば、失敗しても人生後悔しないと思います。 大木賢写真事務所 〒932-0217 富山県南砺市本町3-28-1 WEB:https://kenohki.jp/ 文:徳田琴絵(富山オタクことちゃん)
2月23日(木)チャレンジショップカフェオープン!〜cafe companio〜
2月23日(木)チャレンジショップカフェオープン!〜cafe companio〜
2023年2月23日(木)、チャレンジショップが新たにグランドオープンを迎えます! SCOP TOYAMAとしては3店舗目となるお店は「cafe companio」(カフェ カンパニオ)さん。 神奈川県横浜市から移住して来られたバリスタとハーバルセラピストのご夫婦で コーヒーとハーブを軸にしたカフェを営業されます。 お店の名前であるcompanioの語源は、パンを分け合う人々という意味があります。 それは「家族」や「仲間」を表すようなことばでもあることから、 cafe companioは、 “どんな時も 家族や仲間のように そっと気持ちに寄り添える場所にしたい” そんな想いが込められています。 お店のコンセプト ~大切なあなたをおもてなし~ 心地よい音楽 心安らぐスペシャルティコーヒー ココロとカラダに優しい オリジナルハーブティー ハーブやスパイスを使った心温まる料理 小さな田舎町 どこか懐かしさを感じるこの場所で どうぞ ごゆっくり お寛ぎくださいませ。 ロゴマークは、 フランスなどのアンティークなものをお店にとりいれたいという想いからアンティークのフォークとスプーンを🥄 スプーンに巻きついているハーブは、料理にもハーブティーにも万能に使えるタイムを描いてもらいました🌿 またタイムの花言葉は、「勇気」「活動力」「活気」 このお店に来たことによって また明日から頑張ろう!という気持ちになれるようなお店にしていきたいです! グランドオープン日 2月23日(木) 扱っている料理 ハーブ・スパイスを使った料理やデザート、コーヒー、オリジナルハーブティーを提供いたします。 テイクアウトのドリンクと焼き菓子も提供する予定です。 オープンからの月替りランチセットメニュー ・ハンバーグセット: 前菜+スープ+パン+ハンバーグ+ドリンク  ¥1800 ・パスタセット  :前菜+スープ+パスタ+ドリンク  ¥1500 ・デザート+ドリンクセット  ¥1200〜 (月によって値段は前後することがあります) 今月の内容 ・前菜    : 春菊のシーザーサラダ ・スープ   : ごぼうのポタージュ ・自家製パン : 桑の葉パン ・メイン   : ハンバーグとマッシュポテト ハーブバターソース  or アマトリチャーナ(ベーコンと玉ねぎのトマトソースパスタ) ・デザート  : 金柑とローズマリーのチーズタルト or クローブといちごの焼き込みタルト ・カフェ   : カフェラテ、ドリップコーヒー、オリジナルハーブティー、コーディアルなど cafe companioさんからのメッセージ 神奈川県横浜市から移住してきました。バリスタとハーバルセラピストの夫婦でコーヒーとハーブを軸にしたカフェを営業します。店内で流す音楽やアンティークのお皿にもこだわっています。ぜひ五感でcompanioの空間をお楽しみください。 cafe companio(カフェ カンパニオ) 開業日 2023年2月23日(木) 営業時間 開店時間 11時〜18時 (ラストオーダー17時) ランチは16時まで 休業日 毎週 日曜、月曜日 お問合せ先 mail:cafecompanio0615@gmail.com  インスタグラム @cafecompanio 店主 檜垣 慶治(ヒガキ ケイジ)バリスタ:ジャパンブリューワーズカップ2018年 3位  檜垣 望(ヒガキ ノゾミ)ハーバルセラピスト 場所 SCOP TOYAMA 創業支援センター1F チャレンジショップ
先輩創業者に聴く!【創業ライブラリー】〜vol.2 朔(さく)道林亜子さん
先輩創業者に聴く!【創業ライブラリー】〜vol.2 朔(さく)道林亜子さん
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 創業経験者のリアルストーリーを読める記事コンテンツ「創業ライブラリー」。出演してくださっている方は、自らもチャレンジの最中でありながら、その経験を惜しみなく「シェア」してくださる方々です。様々なストーリーに触れることで、視野を広げ、歩みを進める勇気を得られるようなコンテンツになればと願っています。 【BizHike】経験シェアコンテンツ!創業ライブラリー 関連記事を読む > 創業には、さまざまなカタチがあります。最も大切なことは、継続していくこと。 創業の最初の一歩目から現在まで、どのように事業を継続してきたのか。県内の先輩創業者ひとりひとりの創業のカタチに触れていきましょう! 今回ご紹介するのは、SCOP TOYAMA1号店としてチャレンジショップで開業を果たされた朔(さく)の道林亜子さんです。 道林 亜子(みちばやし あこ)さん 植物療法とSOLチョコレートのお店 朔(さく)オーナー。富山県出身、事務職の会社員を経て、植物療法を学び「いつか人を癒す仕事をしたい」と志す。友人でもあった創業パートナーからの声がけでSCOP TOYAMA の存在や、チャレンジショップの募集があることを知り創業を決意。「SCOP TOYAMAの保健室でありたい」という想いのもと、植物療法の知見を取り入れたワークショップやハーブティー、お菓子などを提供し、多くの人の健康に貢献することを目指す。 Q:現在のお仕事を始めたきっかけは? A:人生の転機を迎えたタイミングで、流れがやってきたから。 長年事務職として会社員を続けていましたが、「このままでいいのかな」「自分で何かをやってみたいな」とは常々考えていました。 親の介護を経験したことで「人が健康でいられること」に貢献したいという思いが強くなり、植物療法を勉強し始めました。 もともとは植物療法の知識を生かせる会社に転職を予定していて、勤めていた会社に退職を伝えた後、その転職の話がなくなるという出来事がありました。そのまま退職せず、勤め続けるという事も会社は許してくれていたのですが、自分の中では「何があるかわからないけど、前に進む」ということを決めていました。 ずっと家族や会社のために働き続けた人生でしたが、初めてできた自分の時間でより学びを深め、自分と向き合うことができたのは貴重な経験でした。失業保険をもらいながら、先も決まっていない状態ではありましたが、不思議と不安な気持ちはありませんでした。 朔の店頭に並ぶお菓子。全て自然な味が生きていて、ハーブティーとよく合います。 Q:創業の一歩目を踏み出した時のことを教えてください。 A:背中を押される出来事が重なりました。。 これからどうしようかな、と漠然と考えていた時、今一緒にお店をやっている創業パートナーから「SCOP TOYAMAという施設ができる」ということと、「チャレンジを応援するために格安な賃料で出店者を募集するらしい」という情報を聞きました。 私自身は事業も店舗経験も未経験でしたが、飲食店の実務経験をもつパートナーに背中を押されたこともあり、応募することを決めました。 審査に通ることは難しいだろう、と思っていましたが、まさかの通過。出店が決まった時は、パートナーと向き合い、「本当にいいよね」「頑張れるよね」と確認しあったことを覚えています。 50代の女性2名でのチャレンジは、それなりに不安なこともありましたが、2人で「譲れないことは何か」「叶えたいことは何か」などを長い時間をかけて話し合い、最終的に2人で開業することを決めました。 朔で出されているハーブティーのオリジナルブレンド。喉の不調を訴えられるお客様が多かったことを受けて作られた調合。エルダーフラワー、タイム、ネトル、マロウブルー、リコリス、ローズマリーなど複数のハーブが優しく香ります。 Q:創業をする上で、大変だったことは?どうクリアしましたか? A:事業を続けるための知識も、覚悟も足りないと感じたこと。毎日実践を積み重ねながら一歩ずつクリア。 流れが来て、背中を押され、覚悟を決めて始めたのは良いものの、事業や店舗運営に関しては完全に素人。事業計画のようなものも特段定めずにスタートし、毎日壁にぶつかっては「どうしよう?」と考えることが続きました。 そうなると、店舗経営の経験がある創業パートナーに頼ってしまい、いつしか彼女になんでも確認して進めようとする自分に気がつきました。会社員として長く勤めてきた私にとっては、「答えがない中で、自分で考えて、自分の意思で決定する」という経験が大きく不足しているのだな、と改めて自覚しました。 そんな私に、彼女はいつも「あなたがオーナーなんだから、自分で考えて決めなさい」と叱咤激励してくれました。今でこそ、その通りだと思えるのですが、当初はわからないことだらけで本当に不安でいっぱいでした。 メニューの内容はどうするか?名前は?金額は? ラッピングはどんな材料を使ってどんな風にする?・・・? とにかく自分で考え、決めなければいけない事ばかりでしたが、壁にぶつかるたびに調べ、一つずつ乗り越えて、無事オープンを迎えることができました。開店後も考え続け、「このお店で何を提供していくべきか」「そのために何をしたら良いのか」などについても、試行錯誤することが自然になってきた気がします。 オリジナリティーあふれる朔のハーブティーメニュー。毎回、どれにしようかと迷ってしまいます。 Q:最初の販路をどのように見出しましたか? A:SCOP TOYAMAという環境に、助けられています。 お店を開けた途端に、マスコミの方が来てくださって、取材をしてくれたり新聞に載せてくれたりということがありました。これはSCOP TOYAMA という環境に助けられているおかげであり、本当に感謝しています。 そんな中、最初に来てくれたお客様は和ハーブの勉強をしておられる女性で、お茶とワークショップを試してくださいました。自分もいつか、資格をとって仕事にしていきたいと語っていかれたので、ハーブがつないでくれたご縁を頂けたことがとても嬉しかったです。 前職の会社の方も来てくれたりして、新しいチャレンジを応援していただけることはとても嬉しく、励みになります。 体調に合わせ、オリジナルのケアオイルをブレンドできるワークショップ。「ひえひえケア」と名付けられたオイルで指先をマッサージするとポカポカに。 Q:事業を継続していく上で大切にしていることは? A:SCOP TOYAMAを卒業する日を常に視野に入れ、毎日を積み重ねていくこと。 SCOP TOYAMAでのチャレンジができるのは3年間。2022年12月にオープンし、 無我夢中でやってきましたが、ここから先のことも考えていかなければいけません。 現在も植物療法士としての学びも継続しているところなのですが、さらに上級の資格が取れたら提供できる事も増えるので、サービスのメニューも拡充していきたいと考えています。 この環境にいられる間に、様々なことに挑戦しながら、「朔だからこそ提供できる価値」を生み出して行きたいです。 お茶を飲み、話をしながらゆったりとした時間を過ごせます。 Q:これからどのような展開をしていきたいですか? A:公園など、自然を感じられる環境を生かし、多くの人の「健康」に貢献していきたい 今はハーブティーやお菓子、体調に合わせたオイルを調合するワークショップなどを提供していますが、いずれ施術も行っていきたい。その時には、ぜひSCOP TOYAMAの隣にある馬場記念公園などに足を運び、自然の力を借りながらお客様を癒せるようなサービスを作れないかと考えています。 SCOP TOYAMAという施設には、チャレンジする人がたくさん集まっています。そこに足を運んでくださる全ての人たちの「保健室」のような存在でもありたいと思っていますので、ぜひ気軽に朔へお立ち寄り頂けたら嬉しいです。 SCOP TOYAMAの横に広がる、自然豊かな馬場記念公園。(秋の景色) Q:これから創業を目指すみなさんへのアドバイスをお願いします! A:「流れが来たら、迷わずに乗る!」というのが、とても大切。 「準備が整ってから」と考えていたとしたら、私はまだ何年もスタートを切れていなかったと思います。始まってみたら、どんなに準備をしても、悩むことはある。であれば、最初の一歩を踏み出すことが何より大切だと思っています。 2022年の4月頃、新しい挑戦をするかどうかを息子に相談がてら食事に行きました。長年会社に勤めながら、シングルマザーとして育ててきた息子も自立し、背中を押してくれたのも嬉しかったのですが、お店を出た時に、今まで見たこともないような桜吹雪が舞ったのです。 その時に、何かの祝福を受けているような、自然からのメッセージのような気がして「やれるかも!」と根拠のない自信が湧きました。 その時はまだSCOP TOYAMAでの開業も何も決まっていなかったのですが、その年の11月にはもう朔をオープンしているのですから、本当に不思議です。 もともと仕事に対してコンプレックスが強いタイプでしたが、そんな私でも一歩を踏み出すことができました。 「何歳でも、どんな人でもチャレンジできる。自分にしかわからないようなサインも、見逃さずに前に進めばきっと何かを掴めるので大丈夫!」ということを、私自身のチャレンジを通してお伝えできたら嬉しいです。 朔のハーブティーとお菓子、道林さんとの何気ない会話がSCOP TOYAMAを訪れる人を癒しています。
個別相談:連携施設紹介!富山県よろず支援拠点
個別相談:連携施設紹介!富山県よろず支援拠点
こんにちは!SCOP TOYAMAです。 創業応援プロジェクトBizHikeとは創業を志し、実践する人たちがその道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ために生まれたプロジェクトです。 個別相談や勉強会、ワークショップなどを通して創業を応援しあえる文化を作ることを目指しています。 創業・起業・事業の悩みはひとそれぞれですが、具体的にサポートを受けるには、やはり個別相談が有効です。 BizHikeの個別創業相談は、富山県内にある様々な創業支援施設と連携しながら、お悩みの内容によってアレンジし、 お繋ぎするカスタムメイドスタイルをとっています。 【BizHike】創業・事業について相談しよう 関連記事を読む > 今回は、連携施設の一つである「富山県よろず支援拠点」についてご紹介します! 国が設置した、全国にある無料経営相談所 富山県よろず支援拠点は、富山だけでなく全国47都道府県にある国が設置した経営相談施設。 中小企業・小規模事業者、NPO法人・一般社団法人・社会福祉法人等の中小企業・小規模事業者に類する方、 創業予定の方の売上拡大や経営改善など、経営上のあらゆるお悩みの相談に対応しています。 公式サイトに掲載されている、サービスのポイントは以下の3つ。 1.総合的・先進的な経営アドバイス  ・課題に応じて最適な解決のシナリオを描く。  ・解決策をどのように実行していくか考える。  ・他に方法はないか全国の事例を探して検討する。 2.チームの編成を通じた支援  ・複数の支援機関や専門家の知恵や得意技を動員する。 3.課題に応じたワンストップサービス  ・課題に応じて最適な支援機関・大学・自治体等を紹介する。 このようなサービスを通常、創業を志す方から事業をすでに展開されている方の新たなチャレンジなど、さまざまな支援を実施しています。 多岐にわたる専門分野のコーディネーター コーディネーター紹介のパンフレットはこちら さまざまな分野のプロフェッショナルたちが、幅広く支えてくれます。 相談の事例 富山県内ではこんな事例が公式サイトに紹介されています。 卵製品の開発で創業2年目にして月商が前年比8割増 和菓子と洋菓子技術のコラボによる「和風プリン」が新たな顧客を開拓 創業2年目の企業から、120年の老舗による新商品開発まで。多岐にわたる相談を受けており、その知見の深さと幅の広さでまさに「よろず」に対応されています。 すでに創業されている事業に関する事例が紹介されていますが、「これから創業したい」という方も、内容によっては相談をお受けすることが可能です。 ぜひ、創業相談フォームより、「事業に関するモヤモヤ」をアウトプットしてみてくださいね! 個別相談してみたい!と思ったら? よろず支援拠点への相談申込は2通り。 〈方法その1〉富山県よろず支援拠点公式サイトより、直接予約する この記事を読んで、「ぜひよろず支援拠点に相談してみたい!」と思った方は、迷わず公式サイトより予約してみてください。 よろず支援拠点ご予約フォームはこちら 追ってよろず支援拠点よりメールにて回答がきて、日程調整等にすすみます。 〈方法その2〉BizHike個別創業相談フォームに登録 冒頭にご案内の通り、BizHikeの個別創業相談は、富山県内にある様々な創業支援施設と連携しながら、 お悩みの内容によってアレンジし、お繋ぎするカスタムメイドスタイルをとっています。 ・自分にとって「よろず支援拠点」が良いのかわからない ・こんな悩みでも相談して良いの?と心配 など、直接エントリーに迷いがある方は、こちらのフォームへご入力ください。 BizHike個別創業相談フォームはこちら 受付完了後、担当者よりご連絡メールをお送りします。 よろず支援拠点に行ってみると? いざ、相談に行ってみたらどんな体験になるのか? 最後に、よろず支援拠点の現地での体験を少しご紹介します。 場所はこちら 予約時間までにお越しいただければご案内いたします。 ご相談内容に合わせたジャンルのプロであるコーディネーターに、遠慮なくお話しください。 相談は1時間〜90分。 丁寧に相談内容を聞いてもらえた後、多くの方が次の予約を取られるとのこと。相談した内容を着実に結果に繋げていくまでサポートしていただけます。 おわりに いかがでしたか?「個別相談」と聞くと、少しハードルが高い方もいらっしゃるかもしれません。まずはエントリーシートに「創業・事業についてモヤモヤ悩んでいること」を書き出し、人に伝えることで、次のステップへの一歩を踏み出すことができます。ぜひこの機会に個別相談をご利用ください。 BizHike個別創業相談フォームはこちら
2月11日(土)チャレンジショップオープン!〜ひつじの〜
2月11日(土)チャレンジショップオープン!〜ひつじの〜
2023年2月11日(土)、チャレンジショップが新たにグランドオープンを迎えます! SCOP TOYAMAとしては2店舗目となるお店は「ひつじの」さん。 店主の中村さんはひつじが大好きでひつじの魅力について語っているうちに、ひつじの中村さん~、ひつじちゃん~と呼ばれるので「ひつじの、、、」が定着していったのがお名前の由来。 また、たくさんのひつじが野原に広がっているひつじ野の意味も掛けて名付けられました。 羊毛を手織りしたひざ掛けやマフラーなどの毛織物、敷物やコースターなどの染織小物の販売、手織り材料の羊毛・毛糸や道具の販売されています。 羊毛から毛糸をつむぐ体験や、織物体験なども可能ですので、ぜひお立ち寄りください! ひつじのさんからのメッセージ 。 昔から人は人のために、手を動かして布を作り出してきました。細い糸一本一本をはた織りでパタンパタンと丁寧に織り上げたとき、空気を含んだ軽くて柔らかい布ができあがります。 羊の毛というと、冬にだけ使用するイメージがありますが、実は冬暖かく、夏涼しい一年を通して使用できる万能素材なのです。ひつじのでは、年間を通していつでも使用できる羊毛のひざ掛けを一年中販売してその機能性をお伝えしようと思います。 ひつじの 開業日 2023年2月11日(土) 営業時間 水曜10:00〜15:00/土曜10:00〜17:00の週2回開店。 休業日 毎週月・火・木・金・日曜日 WEB/SNS https://hitsujino.jimdofree.com/ 場所 SCOP TOYAMA 創業支援センター1F チャレンジショップ
個別相談連携先紹介!氷見市ビジネスサポートセンター「Himi-Biz」
個別相談連携先紹介!氷見市ビジネスサポートセンター「Himi-Biz」
こんにちは!SCOP TOYAMAです。 創業応援プロジェクトBizHikeとは創業を志し、実践する人たちがその道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ために生まれたプロジェクトです。 個別相談や勉強会、ワークショップなどを通して創業を応援しあえる文化を作ることを目指しています。 創業・起業・事業の悩みは人それぞれ。BizHikeの個別創業相談は、富山県内にある様々な創業支援施設と連携しながら、お悩みの内容によってアレンジし、お繋ぎするカスタムメイドスタイルをとっています。 今回は、連携施設の一つである氷見市ビジネスサポートセンター通称「Himi-Biz」についてご紹介します! 魅力や強みを最大限に引き出し、長所を活かす伴走型のサポート Himi-Bizとは? (https://himi-biz.net/about/) 相談実績は2020年6月開業以降、2022年12月時点で2900件を突破! 氷見市を中心に、富山県内に広く支援の手を差し伸べられており、この度SCOP TOYAMAとも連携していただくこととなりました。 Himi-Bizの公式サイトには、トップに以下の記載があります。 「売上げを伸ばしたい。」 「新しい販路を開拓したい。」 「商品開発の相談をしたい。」 「資金繰りを改善したい。」 「起業を検討している。」 など、ビジネスをする上で起こりうる、様々な悩みにHimi-Bizはお答えします。「こんなこと相談していいんだろうか?」と思われるような些細なことでも構いません。事業をされている方、これから新しい取り組みを行いたい方は、ぜひお気軽にHimi-Bizにお問い合わせ下さい。 センター長と専門家が連携して数々の支援を実現 「Himi-Biz」センター長である岡田さんは、どのような相談にも対応してくださる頼れる存在です。 ( 広島県呉市出身。北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 修士課程修了。 新卒で大手経営コンサルティング会社に入社。11年間中小・中堅企業の経営サポートに従事。 住宅、不動産やリサイクルショップ、楽器店、法律事務所など幅広い業種の中小企業経営支援に携わる。 2020年3月、氷見市ビジネスサポートセンター Himi-Biz(ヒミビズ)のセンター長に就任) Himi-Bizには、岡田さん以外にも専門家が在籍。 ご相談に応じて、適切なプロと連携し、相談者に一対一で向き合いながら、事業の成長に向けて伴走してくれます。 個別相談してみたい!と思ったら? Himi-Bizへの相談申込は2通り。 〈方法その1〉Himi-Biz公式サイトより、直接お申し込み この記事を読んで、「ぜひHimi-Bizに相談してみたい!」と思った方は、迷わず公式サイトより予約してみてください。 Himi-Bizのご予約フォームはこちら 2〜3営業日を目処に、Himi-Bizよりメールにて回答がきて、日程調整等にすすむ流れとなります。 また、お電話やメールなどでの申し込みもOKとのこと。ぜひ公式サイトよりご確認ください。 〈方法その2〉BizHike個別創業相談フォームに登録 冒頭にご案内の通り、BizHikeの個別創業相談は、富山県内にある様々な創業支援施設と連携しながら、お悩みの内容によってアレンジし、お繋ぎするカスタムメイドスタイルをとっています。 ・自分の相談先として「Himi-Biz」が良いのかわからない ・こんな悩みでも相談して良いの?と心配 ・何を相談するかがまとまらない など、直接エントリーに迷いがある方は、こちらのフォームへご入力ください。 BizHike個別創業相談フォームはこちら 受付完了後、担当者よりご連絡メールをお送りします。 Himi-Bizに行ってみると? いざ、相談に行ってみたらどんな体験になるのか? 最後に、Himi-Bizの現地での体験を少しご紹介します。 場所はこちら 〒935-0016 富山県氷見市本町14-7 TEL・FAX:0766-75-3640 E-mail:info@himi-biz.net 建物はこちら (空き店舗を改装した事務所) 受付に入ると、広々とした空間があり、今まで実施したサポートから生み出された「相談事業者の方の実績」が多数掲示されています。 (新聞に載るほどの、実績の数々!) (セミナーも多数実施されています) 予約時間になりましたら、個別の面談が始まりますのでぜひ何なりとご相談ください。 (1時間に1組限定の相談ブース) 相談は1時間。 丁寧に相談内容を聞いてもらえた後、多くの方が次の予約を取られるとのこと。初回は基本的に現地での相談になりますが、オンラインでの相談にも対応しています! おわりに いかがでしたか?「個別相談」と聞くと、少しハードルが高い方もいらっしゃるかもしれません。まずはエントリーシートに「創業・事業についてモヤモヤ悩んでいること」を書き出し、人に伝えることで、その悩みはあなただけのものではなくなります。ぜひこの機会に個別相談をご利用ください。 BizHike個別創業相談フォームはこちら 一人にならず、共に支え合いながら前へと進んでいく力をつける創業応援プロジェクトBizHike。イベントやワークショップ等も行っていますので、ぜひ最新情報を受け取れる公式LINEにもご登録をお願いいたします!
先輩創業者に聴く!【創業ライブラリー】〜vol.1 株式会社IMATO 東海勝久さん
先輩創業者に聴く!【創業ライブラリー】〜vol.1 株式会社IMATO 東海勝久さん
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 創業経験者のリアルストーリーを読める記事コンテンツ「創業ライブラリー」。出演してくださっている方は、自らもチャレンジの最中でありながら、その経験を惜しみなく「シェア」してくださる方々です。様々なストーリーに触れることで、視野を広げ、歩みを進める勇気を得られるようなコンテンツになればと願っています。 【BizHike】経験シェアコンテンツ!創業ライブラリー 関連記事を読む > 創業には、さまざまなカタチがあります。最も大切なことは、継続していくこと。 創業の最初の一歩目から現在まで、どのように事業を継続してきたのか。県内の先輩創業者ひとりひとりの創業のカタチに触れていきましょう! 今回ご紹介するのは、射水市で鮮魚干物の販売や観光船を運営する株式会社IMATO 代表取締役の東海さんです。 東海 勝久(とうかい かつひさ)さん 株式会社IMATO/東海水産 代表 富山県氷見市出身。漁師として29歳で独立。漁業者・魚屋・水産加工業・海上観光事業を営む株式会社IMATOを2018年に創業。富山湾の新鮮な魚を中心に鮮魚販売と水産加工品などを製造・販売。 Q:現在のお仕事を始めたきっかけは? A:やりがいと居心地の良さを感じたから。 やりたいことも目標も無かった20歳の頃、知人の紹介でなんとなく漁師の仕事を地元氷見市で始めました。想像以上に漁師の仕事が面白く、やりがいを感じられる居場所だと思えました。一度漁業を離れて他の職業を経験したこともありましたが、やっぱり漁業の世界が居心地が良く、現在拠点にしている新湊で漁師の仕事を再開しました。 Q:創業の一歩目を踏み出した時のことを教えてください。 A:“好き”で事業を興したい!という気持ちが後押ししてくれました。 大好きな漁業にまつわる仕事で事業を興したいと考えるようになり、29歳のときに「東海水産」を創業しました。当時は富山湾で何十年ぶりの新規漁業者として新聞に掲載されるなど、話題になりました。 その後、事業基盤を安定させるために観光船事業や水産加工品の製造を始めようと考え、2018年に株式会社IMATOを立ち上げ、翌年にIMATOの店舗をオープンしました。 IMATOの店舗の様子 「作り手が見える食材を手に取りたい」「自分で魚を捌けるようになりたい」「日持ちする安心安全な魚を食べたい」という地域の人たちのニーズに応えていくうちに、料理教室や独自の技術で製造する干物の販売を始めることになりました。 料理教室の様子 Q:創業をする上で、大変だったことは?どうクリアしましたか? A:創業の権利すら得られなかったこと。先人の力強い後押しが支えてくれました。 漁師として独立しようとした時、新参者だったので漁業権の取得にとても苦労しました。当時の新湊漁協の組合長が「未来の漁業者を育てるためにも、東海の力になろう」と助けてくれたおかげで、なんとか漁業権を取得することができました。組合長には、日頃から自分が漁業を通して叶えたいことやアイディアを熱心に伝えていました。話を面白がってくれて力強く後押しをしてくれました。とても感謝しています。 東海さんは水揚げされる魚が大好き Q:最初の販路をどのように見出しましたか? A:手札の中で新たな価値を見出す努力が実りました。 図書館や本屋で漁業にまつわる書籍をたくさん読んで学び、手札の中で挑む努力をしました。最初に与えられた漁場は、当時の新湊では値が付きにくい魚ばかりが採れる場所でした。しかし、がっかりするのではなく採れる魚をどう売っていくかを考えました。文献で情報を集めていると、地域によって取引価格が変わる魚があることがわかり、自分の網でよく採れるカレイに着目しました。仲買人にどうすれば他の地域でも売れるのかを尋ねると「生きたままのいいものを持ってきて」と話してくれたので、傷のないものだけを水槽に入れて持っていきました。新湊の何倍もの値で取引できるようになりました。 Q:事業を継続していく上で大切にしていることは? A:若手の見本になる“本物の仕事”をすること。 新鮮でいいものだけを売ることにこだわり、弱っている魚や傷のある魚は必ず省いて売りに出しています。これを続けていくうちに、周りからの評判も上がって取引が増えていきました。カレイは一枚80,000円の値が付くこともありました。2012年からはカレイのブランド化を目指して「万葉かれい®」と名付け、商標登録をしました。徐々に若手の漁師たちもカレイ漁をやりたいと言うようになり、ノウハウを共有して共に研究会を立ち上げ、万葉かれい®の発信を始めました。私にチャンスを与えてくれた組合長のように、若手の見本になれるような仕事をしようと心掛けています。 贈り物にも人気のIMATOの商品 Q:これからどのような展開をしていきたいですか? A:地域への恩返し。 高岡市・氷見市・射水市に点在する観光価値を繋げられるような取り組みや、若手の事業者さんが集まれるような場づくりを仕掛けていきたいです。現在行っている観光船事業も、連携する地域を広げていきます。私を育ててくれた地域に恩返しをしながら、次の世代の人たちを育てていきたいです。 観光船に乗って射水市の名所“東橋(あずまばし)”へ Q:これから創業を目指すみなさんへのアドバイスをお願いします! A:「やってみたい」を実行しよう! 面白いと思ったことにどんどん取り組んでほしいです。本当に好きなことであれば、辛いことがあったとしても我慢ができるし、長続きできます。継続していれば成功体験が訪れると思っています。始めることには早いも遅いも関係ないと思うので、もしやってみたいことを実行できていないのであれば、今からでも始めてみましょう。 「日本のベニス」と呼ばれる美しい内川の景観 株式会社IMATO 〒934-0011 富山県射水市本町3丁目1-6 TEL:0766-82-2226 WEB:https://imato.jp/ ライター徳田琴絵(富山オタクことちゃん)
【BizHike】創業経験シェアコンテンツ!創業ライブラリー
【BizHike】創業経験シェアコンテンツ!創業ライブラリー
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください BizHikeでは、様々なイベントや個別相談なども実施しますが、読み物として楽しんでいただけるコンテンツも発信します! その名も「創業ライブラリー」。 実際に創業をされた方にお話を伺い、共通の質問を投げかけるインタビューコンテンツです。そのストーリーの中には、「人それぞれ」の部分もあれば、立場は違えど「皆に通ずるもの」もあったりもします。様々なお話を通じ、読んでくださる方のヒントになるものが何か提供できたらと願い、連載企画としてスタートいたします! どんなインタビュー内容なの? インタビューを受けてくださる方には、創業をした当時のことを振り返っていただき、以下のお話を伺います。 ①現在のお仕事を始めたきっかけは? ②創業の一歩目を踏み出した時のことを教えてください。 ③創業をする上で、大変だったことは?どうクリアしましたか? ④最初の販路をどのように見出しましたか? ⑤事業を継続していく上で大切にしていることは? ⑥これからどのような展開をしていきたいですか? ⑦これから創業を目指すみなさんへのアドバイスをお願いします! 登場してくださる方も、創業事業に取り組んでいる真っ最中。ご自身も日々チャレンジをされている中で、リアルなお話をシェアすることの意義に共感してくださった方に、ご協力をいただいています。(感謝!) 創業間もない方であっても、さらにその手前にいる方から見たら、創業の道の先を進む人。事業の年数や経験を問わず、多くの「創業ストーリー」を共有していただき、お伝えすることで、読んでくださる方に何かの気づきを得ていただけたら嬉しいです。 創業ライブラリーはどこで読めるの? 創業ライブラリーは、SCOP TOYAMAの公式サイト「トピックス一覧」の中でご覧いただけます。 1月下旬からシリーズとしてスタートしますので、ぜひご覧ください!
【BizHike】イベント・ワークショップに参加しよう
【BizHike】イベント・ワークショップに参加しよう
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、イベントやワークショップなどでゆるやかにつながりながら、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください BizHikeのイベントは、勉強会や交流会、ワークショップなど様々。それぞれコンセプトにどんな違いがあるか?ということを、こちらの記事で少し整理してお伝えいたします! BizHikeって何?という方はこちら いつか創業してみたい人へ!BizHikeワークショップ ワークショップ=参加する方が主体的に手を動かしながら実践する、体験型の講義です。 「何かをやってみたいけど、まだ創業するか具体的ではない」という方におすすめで、主にグループでの実践となります。 ファシリテーションを受けながら、自分の中にある想いや考えなどを表に出して、自分でちゃんと理解することからスタート。その内容は、ごちゃごちゃしていたり、矛盾していたり、整理できていなくても構いません。その内容を、毎回テーマに準じて整理し、次のステップにつなげることを目的とします。 「創業」をテーマに、毎回違う切り口で考えるので、複数回の参加も大歓迎!このワークショップを終えると、創業が少しずつ具体的になるほか、自分のことがよくわかる機会にもなります。 「創業というとハードルが高いけど、いつか自分で仕事をしてみたい」と思っている方、「自分に何ができるだろう?」ということを掘り下げてみたい方、ぜひ参加してみてください。 創業が間近な方〜創業後の方へ!BizHike勉強会&交流会 勉強会&交流会は、創業間近の方から創業後の方におすすめです。また、創業予定時期は具体的ではないけど、意志は強くあるという学生の方なども大歓迎! 県内、県外問わず様々な有識者から学んだり、同じような悩みを持つ人と知り合うことを通して、事業開始〜継続の歩みを進める一助となることを願い開催しています。 どうすれば参加できるの? BizHikeの勉強会、交流会、ワークショップは定員制です。毎回募集ページを公式サイトに掲載しますので、内容をよくご確認の上、お申込みください。 スクールのように、入学時期や卒業時期があるようなものではなく、ご自身のタイミングで気になるものに参加していただけたらOKです。 ワークショップ・イベント案内のご案内はこちら 公式LINEでは通知が届くので便利です。ぜひご登録ください! 皆様のご参加をお待ちしています!
【BizHike】創業・事業について相談しよう
【BizHike】創業・事業について相談しよう
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 富山県内には創業相談ができる施設が複数ありますが、どこに何を相談したら良いのだろう?と悩まれている方に利用して頂きたいと願い、創業個別相談を開始しました。その内容や流れについて、こちらの記事でご紹介します! 創業相談フォームに記入する SCOP TOYAMAオフィシャルサイトには、創業相談フォームが用意されています。 ★創業相談フォームはこちら こちらをクリックすると、創業相談フォームが出てきますので、いくつかの質問にご回答いただきます。 質問項目は20個前後とやや多めで、質問の内容には少し「答えづらいもの」も含まれているかもしれません。 例えばこちら↓ 任意項目なので飛ばしてもOKですが、こちらを書いてもらうことで「ご自身の悩みがどんなもので、具体的にこの相談を通して、どうなりたいのか」ということを明確にすることが可能です。得たいゴールが具体的になると、限られた時間の個別面談をより有効に使えるようになりますし、相談先をカスタマイズする上でも参考となりますので、ぜひご記入いただけると嬉しいです。 相談先をカスタマイズ 相談してくださる方にとって適切なサポートができるよう、こちらのフォームに書いていただいた内容を元に、運営チームにて相談先をカスタマイズします。SCOP TOYAMAで直接ご相談をお受けするのはもちろん、内容によっては富山県内に複数ある創業相談施設と連携し、目指すゴールに向けて最適な相談先を紹介することも可能です。 フォームにご入力いただいた後、その内容を受けて検討し、その後の流れについてご案内いたしますので、少しカスタマイズのお時間は頂く旨はご理解いただけると嬉しいです。 連携施設①よろず支援拠点はこちら 連携施設②氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Bizはこちら 新たなチャレンジにあたり、困った時はいつでも頼っていただけるような場ででありたいと願っています。 この機会に、ぜひご利用ください。

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