創業応援プロジェクト
BizHike(ビズハイク)

創業応援プロジェクトBizHikeでスタッフに相談をしている様子のイメージ画像

BizHikeとは

BizHikeは、創業を志し実践する人たちが、
その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ための
創業応援プロジェクトです。

創業相談のイメージ画像

ぼんやり描いているビジョンを形にするための後押しから、すでに事業を起こした人がさらに前に進んでいくための応援まで。創業前から創業後のあらゆるプロセスを「誰かに応援されながら」歩み続けることができる土壌づくりを目指し、必要な要素をBizHikeで継続的に提供していきます。

すでに創業事業に取り組んでいる人はもちろん、まだ今すぐ創業する予定がないという人も、「いつかは自分で事業をしてみたい」と思っているなら、「その気になれば創業もできる人」になるために、ぜひ参加していただけたら嬉しいです。

BizHikeでできること

1創業・事業について相談する

創業の悩みは人それぞれ。誰かに相談したいと思ったら、1人で悩まずSCOPの創業相談フォームに想いを伝えてください。

相談のイメージ
よくあるご相談
  • 事業アイデアはあるけど何から取り掛かればいいのかわからず、行動を起こせずにいる。
  • 起業したいけど、どんなビジネスを始めればいいのかわからない。
  • 会社の立直しを計りたい。売上を上げたい。
  • 事業を、効率よく運用したい。
  • 富山県へ移住し、SCOPで創業するにはどうしたらいいのか。
相談の流れ
フォームに入力
質問を約20個項目入力いただきます。「ご自身の悩みがどんなもので、具体的にこの相談を通して、どうなりたいのか」ということを明確にするためにご入力ください。
検討・連携
フォームにご入力いただいた内容をもとに相談対応を設計の上、日時等のご案内をいたします。※カスタマイズに少々お時間をいただきます。ご了承ください。
回答・相談
連携が決まりましたら、毎月定期開催している相談会にご参加いただいたり、日程調整を行わせていただいたりして、お悩みについて具体的なご相談をお受けします。
主な連携先

相談してくださる方にとって適切なサポートができるよう、フォームに書いていただいた内容を元に、運営チームにて相談先をカスタマイズします。SCOP TOYAMAで直接ご相談をお受けするのはもちろん、内容によっては富山県内に複数ある創業相談施設と連携し、目指すゴールに向けて最適な相談先を紹介することも可能です。

2イベント・ワークショップに参加する

「いつか、何かをやってみたい」という人に向けてワークショップを定期開催。しっかりと自分に向き合いながら、「創業もできる自分になる」ことを目指せる機会を作ります。 また、すでに事業に取り組まれている方や、やりたいことが具体的な方に向けて、勉強会や交流会などを開催。多くの人と関わる機会を通して、事業の歩みを進める一助になれば幸いです。

ワークショップのイメージ
開催情報を見る

3創業ライブラリーを見る

創業経験者のリアルストーリーを読める記事コンテンツ「創業ライブラリー」。出演してくださっている方は、自らもチャレンジの最中でありながら、その経験を惜しみなく「シェア」してくださる方ばかり。様々なストーリーに触れることで、視野を広げ、歩みを進める勇気を得られるようなコンテンツを、ぜひお読みください。

創業ライブラリに出演してくださっている方々の写真
記事を読む

BizHikeが目指すこと

事業を続ける道のりで、独りにならず
必要なタイミングでちゃんと誰かを頼り
時には支え、応援しあえる機会をつくりたい。

なぜ、「誰かに応援されながら」が必要なのか?

BizHikeを運営している私たちは、それぞれ創業を経験したり、創業事業に携わる多くの人を間近に見てきました。その経験を通して、「誰かに応援されながら進むこと」の大切さを常々感じています。

創業は、まず個人の想いをベースにスタートし、試行錯誤しながら商品やサービスを生み出したり、先がどうなるかわからないようなチャレンジも多く、時には勇気も必要です。

さらに、事業が「軌道に乗ったら終わり」ということもありません。多くの人が、また次の課題と向き合いながら、長い時間をかけて更なる成長の道を歩んでいくことになります。

その道は決して簡単ではないかもしれませんが、そんな中でも

  • 事業にまつわるさまざまな課題について、必要なタイミングで相談できる人がいたら?
  • その道を歩んだことのある先輩が、その経験をシェアしてくれたとしたら?
  • 「これで良いのだろうか・・」と不安になった時、同じような気持ちで歩む仲間と出会えたら?

もしかしたら不安な気持ちが少しだけほぐれ、また次の一歩を踏み出せるかもしれない。そんな機会を、長い時間軸で継続的に生み出していくプロジェクトでありたいと思っています。

私たちは、この創業応援プロジェクトを通して「その気になれば創業“も”できる人」を増やし、創業後も継続して「事業の歩みを止めない人」が増えることを願っています。そして、変化の激しいこれからの時代も、不安を抱えず「生きやすさを感じられる人」が増えることを願って、このプロジェクトに取り組んでいます。創業しなければいけない、ということは全くないけれど。「いつかやってみたい」と心のどこかで思っている方や、すでに取り組まれている方はぜひBizHikeに触れてみてください。

SCOP TOYAMA 創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーター 田中 優子
SCOP TOYAMA
創業応援プロジェクトBizHikeナビゲーター
合同会社 plan-A TOYAMA 田中 優子
SCOPジャーナルの
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よくある質問

BizHikeって、スクールみたいなもの?
開始時期や卒業の時期が決まっているスクール形式ではなく、随時BizHikeから発信される情報やイベント告知を見て、ご自身のタイミングでご参加ください。いつもべったりとそばにいるわけではないけれど、必要な時はいつでも頼れるような存在になりたいと願っています。
BizHikeに参加するのに費用は必要?
参加費や相談費用は原則無料です。※特別企画や現地での飲食、素材費などの実費がある場合は有料のケースもありますので、イベントの応募ページなどで詳細をご確認ください。
BizHikeの情報はどこで手に入るの?
主に公式サイトで発信します。公式LINEに登録すると通知が来るので便利です。
創業相談フォームはこちら

創業ライブラリー

【Vol.12】創業ライブラリー ~先輩起業家に聴く!7QESTIONs~柴さん 家事代行・産前産後ドゥーラ たのんちゃ
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeです。 創業には、さまざまなカタチがあります。最も大切なことは、継続していくこと。 創業の最初の一歩目から現在まで、どのように事業を継続してきたのか。県内の先輩創業者ひとりひとりの創業のカタチに触れていきましょう! 近年、共働き家庭や核家族世帯の増加に伴い、家事代行サービスの需要が高まっています。そんな中、産前産後のお母さんたちに寄り添い日常生活をサポートするため、富山市を拠点に家事代行サービスを営む柴さんにお話を伺いました。 柴 亜希子(しば あきこ)さん 家事代行・産前産後ドゥーラ たのんちゃ 富山市生まれ。4児の母。産前産後の母親や家族をサポートしたいと志し、産後ヘルパー派遣として家事代行サービスに従事。2022年3月に独立し、家事代行事業をスタート。2023年6月、一般社団法人ドゥーラ教育協議会の富山県第一号のドゥーラに認定。料理・掃除・片付け・育児相談など、まるごと頼れるサポートを提供中。 Q:現在のお仕事を始めたきっかけは? A:産前産後のお母さんたちの力になりたい。 家事代行の仕事を始める前は、事務職のパートで働く主婦でした。最初から家事代行をしようと考えていたのではなく、実は助産師に憧れを抱いていました。小さな赤ちゃんと触れ合えて、お母さんにとって心強い存在の助産師の仕事に、20歳で出産を経験した時から魅力を感じていたんです。でも、資格を取るための資金や時間の確保が難しく、断念することになりました。 数年後の2016年、たまたま読んだ富山出身の漫画家 沖田×華(おきたばっか)さんの「透明なゆりかご」という作品で「産後ドゥーラ」という職業を知りました。産後ドゥーラは、産前産後のお母さんのサポートをする仕事です。欧米では広く認知され、特にヨーロッパでは国家公務員のような専門家として確立されています。産後のお母さんの食事の準備や赤ちゃんのお世話、メンタルサポートまでを行う仕事だと知り、「これだ!」と強く感じました。 しかし、日本ではまだ産後ドゥーラの認知度が低く、どうやって始めればいいのか全くわからない状態でした。そんな中、2年前に子どもを小児科に連れて行った時に富山県の産後ヘルパー派遣制度のチラシを見つけたんです。「私にも産前産後のお母さんたちの力になれるかもしれない」と思い、産後ヘルパーを派遣している家事代行会社に勤めることにしました。 Q:創業の一歩目を踏み出した時のことを教えてください。 A:一人ひとりのお客様の声に応えていきたい。 実際に産後ヘルパーとして家事代行の仕事をする中で、もっと柔軟に一人ひとりのお客様の声に応え、自分なりのやり方で対応していきたいと思うようになりました。もちろん、分からないことや不安もありましたが、「もしうまくいかなければ、また再就職しよう」という気持ちで一歩踏み出しました。そして2022年3月に独立し、個人事業主として家事代行サービスをスタートさせました。 その傍ら、東京に通いながら「ドゥーラ認定養成講座」を受講し、2023年6月に無事合格。念願だったドゥーラの資格を取得することができました。 Q:創業をする上で、大変だったことは?どうクリアしましたか? A:SCOP TOYAMAで事業のヒントを 「自分には売るものなんてないし、何ができるんだろう?一人で仕事なんてできるのかな」と不安がありました。さらに、何が分からないのかさえ分からない状態でした。そんな時にSNSで見つけたのが、SCOP TOYAMAの創業応援プロジェクト「BizHike(ビズハイク)」です。最初に『自分の中の「創業のタネ」を見つけよう』というワークショップに参加し、自分にできることを考える良い機会になりました。 その時に出会ったのが 田中優子さんで、個別相談を通じていろいろなお話を聞いてもらうようになりました。田中さんはメンターとして本当に大きな力となってくれました。自分一人ではずっと悩んでいたようなことも、田中さんの的確なアドバイスで解決し、お金の管理や単価設定、さらにはタスクの整理までサポートしてもらいました。そのおかげで、何をすればいいのかがはっきりして、一人でも事業を進めていく自信がつきました。 Q:最初の販路(お客様)をどのように見出しましたか? A:口コミでひろがる出会い。 勤めていた家事代行会社を退職後、最初に「自分で家事代行をやってみたら?」と提案してくれた知人が最初のお客様となりました。SNSの拡散力がある方だったので、口コミがどんどん広がっていきました。お客様には外国人の方も多くいらっしゃいます。拙い英語でのコミュニケーションですが、多様な方々に頼っていただけて嬉しく思っています。 家事代行というと「お金持ちの家庭が利用するもの」というイメージがあるかもしれませんが、私のお客様の多くは、共働き家庭や小さなお子さんがいる一般の家庭です。「家が散らかっていて恥ずかしい」とおっしゃる方もいますが、「そのままでいいんですよ」とお伝えしています。私も完璧な家事ができるわけではないので、一緒に家事を楽にする方法を考え、サポートするというスタンスでサービスを提供しています。 Q:事業を継続していく上で大切にしていることは? A:「頑張らなくていい」お母さんたちに寄り添う心。 一番大切にしているのは、お客様の気持ちに寄り添うことです。親しみやすく、心のサポートができる存在でありたいと思っています。特に産前産後のお母さんたちは、子育てや家事に追われ、孤独を感じることが多いです。私自身も4人の子どもを育ててきた経験があるので、産前産後の大変さや子育ての苦労はよくわかります。だからこそ「頑張らなくていいんだよ」と伝えることで、お母さんたちの心を少しでも軽くできたらと思っています。 Q:これからどのような展開をしていきたいですか? A:家事代行に限らない支援を。 現在は家事代行サービスを中心に活動していますが、将来的には「家事代行を頼むのではなく、自分で家事をうまくこなせるようになりたい」という方々に向けた講座を開きたいと考えています。家事代行は、私一人では一日に対応できるお宅の数に限りがあります。講座を通じて家事のコツを伝えれば、より多くの方々に役立つ情報を提供できるのではないかと思っています。子育て中のお母さんたちは毎日忙しい中で家事をこなしているので、少しでも負担を軽減できるような方法を伝えていきたいです。これからもみなさんに役立つサービスを提供できるよう取り組んでいきたいと思います。 Q:これから創業を目指すみなさんへのアドバイスをお願いします! A:サポートを受けて、まずは前進。 「分からないことが分からない」という場合でも、相談できる機関に行ってみることをお勧めします。私も最初は何から手をつけてよいのか分からずに悩んでいましたが、SCOP TOYAMAに行って相談することで、徐々に道筋が見えてきました。創業には不安がつきものですが、周囲のサポートを受けながら進んでいけば必ず道が開けてくると思います。やりたいことが見つかったら、人目を気にせず、失敗を恐れず、まずは一歩を踏み出してみましょう。 家事代行・産前産後ドゥーラ たのんちゃ 富山県富山市を中心に活動中 WEB/SNS instagram ▷ @tanoncha_kajidaikou_toyama 文:徳田琴絵(富山オタクことちゃん) =【編集後記】= 柴さんの家事代行サービスは、単に家事を代行するだけでなく、忙しいお母さんたちの心のサポートにも重きを置いています。創業時の不安や苦労を乗り越え、今では多くの家庭に信頼されるサービスを提供している柴さん。これからの展開にも注目です!
【創業ライブラリー特別編】創業・事業のリアルストーリー 〜先輩起業家から聴く・学ぶ・ヒントを得る〜 ママスキー 土肥恵里奈さん
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeです。 「創業ライブラリー」は、先輩のリアルストーリーをシェアしていただき、それを見た人の背中を押すような循環を生み出すことを目指すインタビューコンテンツです。 今回の先輩創業者は「株式会社ママスキー」代表取締役社長、土肥恵里奈さん。 現在は正社員も雇用しつつ、全国に100名を超えるママをチームに抱える創業社長ですが、活動開始当初は「創業する」「会社にする」などの野望は全くなかったとのこと。 未就学児を育てる中で自身が困った実体験を元に、「自分が欲しいサービス」を仲間とつくっていきながら、徐々に活動が大きくなり事業としての形を成すまでのリアルなストーリーは、多くの人の参考になると思います。 6月28日に開催したSCOP TOYAMAでのトークイベントでお話しいただいた様子を「創業ライブラリー特別編」としてお届けいたします。 土肥 恵里奈(どい えりな)さん 株式会社ママスキー 代表取締役社長 2005年4月から求人広告会社、2008年4月から地元フリーペーパー発行会社にて勤務。その10年間で広告メディアが有料誌となり、フリーペーパーとなり、ウェブ化するまでの変化を現場で体感。2010年に結婚し、翌年に出産。自身の出産経験がきっかけとなり、富山県の子育て世代に情報を届けたい、と2014年よりmamaskyを立ち上げる。2015年夏に退職し、mamaskyを事業化。 子育てと一緒に育つ社会をつくる 2015年創業のママスキーは「子育てと一緒に育つ社会をつくる」をミッションに掲げ、ママスキーに関わるママやパパたちの声をもとに、WEBサイト運営、イベント主催や企画支援、企業の子育て分野にまつわるコミュニティ支援の大きく3つの事業を展開しています。 「全員がもともとは子どもで、必ず大人になります。子育ては全ての人に関わりがあるのです。私たちは子育て“だけ”がより良くなる社会ではなく、子育てと“一緒に育つ”社会をつくりたい。子育てに関わることが、みんなにとっても成長になるということを形にしていきたいと考えています」と土肥さんは言葉を紡ぎます。 また、急速に少子化が進む世の中へのアプローチとして若者に子育てへの前向きな意志を抱いてもらうためにも、子育て中の家族にもっと幸せになろう!人生を楽しもう!選択肢はいっぱいあるよ!と、子育ての楽しさを届けられるような情報発信や企画・コミュニティづくりに取り組んできました。 富山市内のママスキーハウス 小さくやってみることで形にしていく もともとは広告メディアに携わる仕事を10年ほど続けていたという土肥さん。前職の地元フリーペーパー発行会社には新しいことに挑戦する姿勢が評価される風土があり、やりたいことを形にできる環境が大きな価値だったと振り返ります。そんななか、どうしても社内で実現できなかった提案がありました。 「25歳で結婚と妊娠を経験し、子育て世代向けの情報や機会の少なさを実感しました。妊娠中のこと、母親になることへの悩みや不安…相談したいことがたくさんあるのに、どうしたらいいのかわからない。同じような気持ちを抱えている子育て世代に向けて何かしたいという思いが芽生えました。そこで、ママたちの目線で情報発信ができるような事業部を立ち上げたいと社内で提案したのですが、形にすることができませんでした」 当時、起業を考えていなかった土肥さんは勤めながらできることを試そうと「mamasky」と名付けたWEBサイトを自身で制作し、2014年3月から運用をスタートさせました。まずは子連れで行きやすいごはん屋さんの情報を綴り始めました。 現在のママスキーサイト サイトの運用開始後すぐ、ママスキーの発信を見て「一緒にやりたい」と連絡をくれた同い年のママの松本さんを運営メンバーに迎えることになりました。早速2人でイベントを企画してみることに。2014年10月、最初に企画したハロウィンイベントには600人、その半年後の2015年5月に開催した第1回ママスキーパーティー(フリマイベント)には2000人の来場がありました。 2人とも会社員として働きながらのチャレンジでしたが、松本さんが「ママスキーだけで働いていきたい」と務めていた会社を辞めたことがきっかけで、急遽土肥さんも退職を決意。2015年夏、2人でママスキーの事業化への第一歩を踏み出しました。 いざ事業化するとなるとうまくいかないことばかりで、最初は貯金を切り崩しながら続けていたという土肥さん。数ヶ月後、いよいよ事業継続のピンチを迎えた時、富山県が主催する起業未来塾や補助金活用のセミナーなどに積極的に参加し、なんとか事業づくりや認知拡大を前進させることができました。 5年後の2019年には事業が順調に成長。同年のママスキーパーティーの来場者は1万人を突破し、売り上げは前年度の180%を達成。令和に切り替わった同年5月にママスキーは法人化し、県内企業からの出資と業務提携を叶えました。 ママスキーパーティーの様子 ピンチでもつながりを絶やさない さらなる事業拡大を目指し歩み始めて間もない2020年4月、コロナ禍に突入しました。イベントが軒並み中止になり、仕事はゼロに。2016年からママたちの交流拠点として開いていたママスキーハウスもしばらくは閉鎖になりました。 「全員在宅ワークに切り替えつつ、ママたちとのコミュニケーションを絶やさないようにしました。オンラインでママスキーハウスを開いたり、交流会をしたり、YouTubeライブをしたり。私たちが唯一持っている強みは、ママたちとの顔の見えるつながりなんです。イベントも売上げも無くなっても、強みだけは無くさないようにしようと心がけていました」 2020年6月、自粛ムードが続くなかではあったものの、勇気を出してママスキーハウスを再開してみました。 「誰も来ないかもしれないけど、私たちは玄関を開けて待ってみました。予想以上にたくさんのママたちが来てくれて、家にこもりっきりでつらかった、ママスキーハウスがあってよかったと声を寄せてくれました」と目を潤ませる土肥さん。 多くの人が止まっているなかでも、動きたい人は動き始めている。そして動ける機会を求めている。ママスキーでも、共感する企業と一緒に工夫を凝らし、小さなイベントを再開しました。経費が増えた分利益は出なかったものの、不思議なことに売上げが下がることはありませんでした。 余白で生まれた更なる展望 コロナ禍に生まれた余白時間を活用して、3年後、5年後、10年後のママスキーのビジョンを話し合うことができたのは次の飛躍への大きな一歩になったと振り返る土肥さん。 「全国展開をしようと決意しました。これまではただ目の前のことに必死で考えることがなかったんです。全国でやらない限りは、少子化にアクションを起こすなんて叶わないとも思います。全国どこにいても子育てが楽しいと思えて、子育てをする自分が好きだと思える機会や、たくさんの友達に出会える環境をつくっていきます」 2024年1月から全国展開に向けて動き出したママスキーが最も力を入れてるのが「ママスキーキャスト」です。ママスキーキャストとは、サイトの記事制作やクライアント企業との企画支援で力になってもらっている、事業に共感するママたちのことです。2015年の創業時から富山と石川を拠点にママスキーキャストとの事業を続けてきました。 「まずはママスキーのサイトを全国仕様につくりかえました。今は北海道から沖縄までの約100人のママスキーキャストが、それぞれの地域で力を発揮してくれています。全国展開の大きなエネルギーとして助けてもらっています。ママスキーに関わってくれるママたちの子育て経験そのものをキャリアに繋げられるようにしていきたいです」 ママスキーキャストのみなさんと みんなで遠く、大きく、その先へ 最後に土肥さんのお気に入りの言葉を紹介してもらいました。 『ひとりなら早く行けるけど、みんなとなら遠くまで行ける』 「ひとりの方が効率がいいって思うこともあるんです。でも、効率的かもしれないけど効果的ではないと思います。みんながいれば、できることも広がります。私もまだ成功に向かって走っている最中ですが、今ここまで続けてこれたのは創業パートナーの松本やママスキーに関わるみんなの存在があったからです。ひとりだと、あの時逃げ出していたかもしれないと思う場面がいくつも思い浮かびます。 そして、ママスキーをつくった時に私自身が叶えたかったことは、もうほとんど実現できています。だからこそ、これから先は私が会社員時代に会社からチャンスをたくさんもらったのと同じように、スタッフが挑戦したいことを叶えていきたいです」 思い描きたいものが少し大きな世界であれば、仲間がいることが大きな強みと力になる。ママスキーと仲間たちのチャレンジは、さらに大きく広がっていくことでしょう。 株式会社ママスキー ■富山本社 富山県富山市町村195-4 mamasky house ■石川オフィス 石川県野々市市堀内4-70 mark sports community内 ■東京オフィス 東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング1階 WEB ▷ https://mamasky.co.jp instagram ▷ @mamasky.official 文:徳田琴絵(富山オタクことちゃん) =【編集後記】= ピンチのなかでも動きを止めることのなかった土肥さんの底力。そんな底力を生み出していたのは周りを囲むママたち。コロナ禍でのエピソードには、私も思わず目頭が熱くなりました。ママたちとの強い絆を纏い、全国展開に向けてますます力を宿す土肥さんの姿がとってもかっこいいです。同じ女性としても背中を押していただいた機会となりました。
【Vol.10】創業ライブラリー ~先輩起業家に聴く!7QESTIONs~居場さん Ink&Dive/編集者・コピーライター
こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeです。 創業応援プロジェクトBizHike(ビズハイク)は、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 【BizHike】経験シェアコンテンツ!創業ライブラリー 関連記事を読む > 【Vol.10】創業ライブラリー ~先輩起業家に聴く!7QESTIONs~ 創業には、さまざまなカタチがあります。最も大切なことは、継続していくこと。 創業の最初の一歩目から現在まで、どのように事業を継続してきたのか。県内の先輩創業者ひとりひとりの創業のカタチに触れていきましょう! SCOP TOYAMAのコンセプトメイクやSCOPジャーナルも手掛けており、富山を拠点に編集者・コピーライターとしてご活躍中の居場 梓さんです。 ・居場 梓(いば あづさ)さん Ink&Dive/編集者・コピーライター 1976年富山市生まれ。東京で雑誌編集プロダクションに在籍後、フリーの編集・ライターに。2016年に富山へUターンし、地元情報誌の編集に携わる。言葉とデザインを使った企画、ブランディング、広告制作などに取り組む。 Q:現在のお仕事を始めたきっかけは? A:きっかけはバンド活動。 国語も得意じゃなければ本もあまり読まない。最初はライターや編集者になりたいわけではありませんでした。きっかけは大学生の頃のバンド活動です。ライブで出会った東京の雑誌編集者からアルバイト募集の話を聞き、「もしかしたら好きなアーティストに会えるかもしれない」との淡い気持ちで業界に飛び込みました。アルバイトから始めて、そのまま編集プロダクションに在籍することになりました。 また、コピーライターを目指したのは2015年、企画の密着取材でコピーライターとデザイナーの仕事を間近で見たことがきっかけ。一つの言葉で人や物を動かす力が宿る“コピー”に魅力を感じ、自分もやってみようとコピーライター養成講座に通い始めました。 なぜこの文字を使うのか、なぜここはひらがなにしたのか。読点の打つ場所など、一つひとつの理由はちゃんと説明できているか。コピーを学べば学ぶほど、論理的・多角的にものを見る視点の大切さを感じられるようになりました。奥が深く、とても難しい仕事ではありますが、そんな部分にコピーライターの魅力を感じています。 事例:富山市内の家具の循環(回収/再生/販売)を体感できる複合施設「トトン」 Q:創業の一歩目を踏み出した時のことを教えてください。 A:編集だけを素直に純粋に取り組みたい。 仕事と子育ての両立の難しさを感じたことを機に、2016年に富山にUターンしました。編集やライターの仕事から離れ、歯科助手として働いていた時期もありました。しばらくは子育てに向き合っていましたが、「外に出たい、なにかしたい」という気持ちがどんどん大きくなって、3人目の子どもが産まれて数か月後には富山の情報誌の編集者・ライターのアルバイト募集に応募をして復帰しました。 復帰後は契約社員としてしばらく働いていましたが、編集だけを素直に純粋に取り組みたいという想いがあり、フリーランスとしての編集・ライターという立場を選びました。ポジティブな感情というよりも、私には“編集しかできないから”というのが正直な部分です。 知人の紹介で地元フリーペーパーの毎月の特集ページをまるっと任せていただく依頼が舞い込んできたのを機に、業務のウエイトがライターから編集に一気に変化しました。ある程度決まったフォーマットのなかに当てはめるのではなく、富山県内を飛び回り集めた情報をどんな切り口で伝えるのか、自由に考えられることに編集の楽しさを感じていました。 ほかにも、普通の新聞では扱わないようなニュースを扱うことをコンセプトにしたウェブメディア『富山経済新聞』の編集長としての役割もいただくなかで、編集の仕事の幅を広げられた気がしています。 事例:「SCOP TOYAMA」広報紙 / 富山市内の花屋「anorm」広報 Q:創業をする上で、大変だったことは?どうクリアしましたか? A:おもしろいと思ったことを形にしてみる。 私は文章を書くことがそんなに得意ではないですし、子育て真っ盛りの時期のことなんて思い出せないくらい引きこもっていた時期も長かったんです。ただそんなときにひとつの転機になったのは、2015年に初めて『トースト標本』という自主制作の本をつくったことでした。 トースト標本 情報誌のパン特集のネタを集めているときに、トーストを多様にアレンジして楽しんでいる富山市内のパン屋さんのブログを見つけて、「これは本にして残していかないと絶対にもったいない!」と感動したんです。全然知らない人なのに「本を作りませんか」と声をかけました。今思うとすごい勝手ですよね。 でも、この時期から本づくりがとても楽しくなり心から「やりたい!」という衝動にかられ、行動していました。その後は自分の読みたいと思う本をつくろうと、富山のガイドブックシリーズ『スピニー』の第一弾を出版したんです。 Q:独自性をどのように見出しましたか? A:編集を通して自分らしさを届けられた。 編集という仕事は可視化することが難しいのですが、『スピニー』が生まれたことで私のできる仕事を周りのみなさんに少しだけ分かってもらえたのではないかと思っています。 『スピニー』のテーマは、富山の日常を旅するガイドブックです。県外から遊びに来る友人たちを案内するたび、みんながとても満足して帰ってくれるので、私がいつも暮らしている富山を紹介するのもいいのではと思ったのが本のテーマの種となっています。 居場さんのまちを切り取る視点 もちろん本をつくるのは私一人ではなく、相棒であるライターの高井さんをはじめ、カメラマンの京角さんデザイナーの高森さん、イラストレーターのかのちゃんとアーロン、みんなの力があってできていること。スピニーが人の手に渡ったことで「つくり手の人たちてこんなことを考えていて、こんなことができる人なんだ」という部分もお伝えできているのではないかなと思っています。 Q:事業を継続していく上で大切にしていることは? A:相手に丁寧に寄り添う。 自分がおもしろがれる視点を見つけること。一見ピンと来なかったとしても、私が携わるとしたら、楽しいと思えるところはどこだろう?と考えて臨む姿勢を大切にしています。 相手のことをちゃんと知った上で、どういう手段を使うかを一緒に考えることも大事です。仕事は効率よく収めるのが世の中の常識なのかもしれません。でも私の場合は、無駄話も多く、非効率な仕事の仕方と思われることも多いです。ただ、それが私の持ち味なのかな。丁寧に寄り添い、相手をよく知り、相手が思いつかないことを提供できるのがプロとしての仕事だと思っています。 事例:富山市内の老舗飴屋「島川あめ店」 Q:これからどのような展開をしていきたいですか? A:自分にしかできない“いいもの”を生み出していく。 自分にしかできない仕事にこれからも取り組んでいきたいです。そしてそれを求めてくださる人たちに、全力で応えていきたいと思っています。 いいものは誰かがちゃんと伝えてくれるので、自分の携わる仕事に対しては常にそうありたいです。今ある仕事を地道に真面目にコツコツと、相手の期待を120パーセントで超えられるようなものを生み出していきたいですね。 事例:富山市のPR事業「すしのまち とやま」 Q:これから創業を目指すみなさんへのアドバイスをお願いします! A:コンプレックスも強みになる。 自分を俯瞰的に見てみることも大切です。私は「他の人と比べてできない」と常々思っていましたが、特殊な能力がなくても何か一つでも誰かから評価してもらえる仕事ができると大きな自信に変わっていきました。“劣等感”すらも、お客さんに寄り添う時には強みに変わり得るのかなと思います。お客さんのちょっとした好みや嫌なことを敏感に察知することに活かされていると感じています。 私は人見知りな性格なのですが、富山は特に繋がりが強い地域なので、素直なコミュニケーションを大事にする人が活躍できている気がしています。人との繋がりを大事にできると、さらに縁が繋がり、大事なときや困ったときには必ず誰かが助けてくれますよ。 Ink&Dive(インクアンドダイブ) 場所 〒939-8045 富山市本郷町66-6 WEB/SNS instagram ▷ @akotan436 文:徳田琴絵(富山オタクことちゃん) =【編集後記】= 私にとってスピニーは、富山をもっと知りたいときに出会ったバイブルのような本です。つくり手の富山愛が溢れ出ている・・・!と開いてみて真っ先に感じたことを覚えています。富山に移住したばかりの友人にプレゼントするくらい、心からおすすめしたいシリーズです。そんなスピニーのつくり手の居場さんとこうやってお話ができて、ドキドキのひと時でした。居場さんが生み出す言葉や企画は、見る人の心をわくわくさせてくれるものばかりです。みなさんも要チェックです!
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イベント情報

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1月11日(土)開催!フリーランス大解剖!〜先輩起業家に聞く、学ぶ、ヒントを得る〜
皆様こんにちは、BizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHikeは、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 今回のテーマは「フリーランス大解剖!」 聞きはするけど具体的にはわからない「フリーランス」とは何か?の解説と共に、実際にフリーランスとして活躍する徳田琴絵さんをゲストにお招きし、仕事の仕方や、フリーランスで生き続けるためのヒントをお届けします! 医療事務からフリーランスへ 今回のゲストである徳田琴絵さんは、「富山オタクことちゃん」として県内で幅広く活動されていて、 ・ライター ・コミュニティマネージャー ・イベントファシリテーター ・まちづくりの仕掛け人 など、様々な顔で活躍中。 SCOP TOYAMAでは、創業ストーリーを紹介するコンテンツ創業ライブラリーのライターをしてくださっています。 創業ストーリーを紹介するコンテンツ 創業ライブラリー 関連記事を読む > そんな徳田さんも、前職は「医療事務」。 全く畑違いのお仕事から、現在の働き方にシフトし、今年度からはまちづくりの仕掛け人としての活動も始められました。 井波のまちづくり活動 東京で開催された移住イベントもファシリテート 好きなことを仕事にしたい! でも、どうやったら良いかわからない! 何から始めたら良い? どうやって仕事を受けているの?? などなど、フリーランスとして働くことに興味がある方は、ぜひこの機会にご参加くださいね!質問タイムもたっぷり用意いたします^^ 当日の流れ ①徳田さんの活動について ②徳田さんの起業ストーリー ・もともとやっていたこと ・フリーランスになったきっかけ/最初のしごと ・苦労したこと、大変だったこと ・仕事をする上で、大切にしていること ・これから事業を始める方にメッセージ ③質疑応答 登壇者紹介 徳田琴絵 富山県南砺市育ち。2020年から約3年間、富山市内のインキュベーション施設HATCHのコミュニケーターに従事。2021年より「富山オタクことちゃん」の愛称で富山県の移住促進やスタートアップ支援の情報発信をライティングやファシリテーションでサポート。2022年より南砺市井波地域のまちづくりコミュニティ「イナミライ」のメンバーとして住民と共に地域活性に取り組む。2024年7月 NPO法人イナミライデザインの理事に就任。同年10月 南砺市アンバサダーに就任。 BizHikeナビゲーター/plan-A TOYAMA:田中優子 コンテンツディレクター/ワークショッププランナー 前向きな変化を支援することを軸に、思考整理やアクションプランニング、コーチングなどの対人支援に15年以上の経験を持つ。現在は複数企業のチームメンバーとして社会人向けのスクール企画運営、コミュニティ支援、事業伴走、ワークショップ設計や企業研修のプログラム設計などに携わる。会社員時代にリストラや倒産を経験し、”創業もできる自分になる”ことの重要性に着目。以来、複業での事業展開、個人事業主としての独立、法人設立、共同経営など様々な「創業の型」を実践。SCOP TOYAMAの運営に関わるplan-A TOYAMAの一員として、BizHike(ビズハイク)の企画設計にも携わる。東京都内に暮らしつつ、全国で活動する2児の母。
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【オンライン】12月25日(水)少人数開催!創業のお悩み整理整頓会 〜テーマ:「何から始めるか、段取りを考える」〜
皆様こんにちは、BizHikeナビゲーターの田中です。 創業応援プロジェクトBizHikeは、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください ・同じような悩みを持っている人と、話してみたい! ・やりたいと思っているけどできていないことの手順を整理しながら進めてみたい! など、「創業相談」の一歩手前のようなお話を少人数で伺う会です。 その都度、一期一会の出会いの中で聞けるお話も参考になりますし、お互いにアドバイスしあったり。毎回違った雰囲気なので、連続して参加される方もたくさんおられますので、ぜひお気軽にご参加くださいね! 今回のテーマ:「何から始めるか、段取りを考える」 ・事業のアイデアはあるけど、どう具体化したら良いかわからない ・何を最初の一歩としたら良いのかわからない ・計画は立てているけど、なかなか進まない。 などなど、そんなモヤモヤを整理整頓し、一歩進むことを目的とし、お話を進めます。 この場での話をヒントに、次のアクションに進めることを目指しましょう! ※本イベントは、zoomオンラインでの開催となります 当日の流れ ①現状について話してみる ②今、課題に感じていることの棚卸し ③課題を整理整頓して、次のアクションを探ってみる 〈参加することで得られること〉 ・アイデアはあるけど、その先がわからず一歩を踏み出せない・・というモヤモヤから抜け出せる ・具体的な課題を知り、次のステップに必要な事が理解できる ・創業に向けた歩みを進める事ができる ・他の人の事例を知る事で、視野が広がる ・次のアクションが明確に見える ・行動への不安が減り、前向きな気持ちになれる ナビゲーター紹介 BizHikeナビゲーター/plan-A TOYAMA:田中優子 コンテンツディレクター/ワークショッププランナー 前向きな変化を支援することを軸に、思考整理やアクションプランニング、コーチングなどの対人支援に15年以上の経験を持つ。現在は複数企業のチームメンバーとして社会人向けのスクール企画運営、コミュニティ支援、事業伴走、ワークショップ設計や企業研修のプログラム設計などに携わる。会社員時代にリストラや倒産を経験し、”創業もできる自分になる”ことの重要性に着目。以来、複業での事業展開、個人事業主としての独立、法人設立、共同経営など様々な「創業の型」を実践。SCOP TOYAMAの運営に関わるplan-A TOYAMAの一員として、BizHike(ビズハイク)の企画設計にも携わる。東京都内に暮らしつつ、全国で活動する2児の母。 ワークショップを通してグループで悩みをシェアすると「一人ではない」と感じられたり、「他の人もこんなふうに考えるんだ」と知ることができたり、「え、こんな考え方もあるのか!」と視野が広がったりすることが多々あります、これが「モヤモヤの整理整頓」には、とても有効です。 もちろん、グループでの対話がうまく進むようしっかりとファシリテートしますので、安心してご参加くださいね! ワークショップ参加者の声 ・おかげさまで、お菓子教室を開講する準備が整いました!あの日、相談に乗っていただけて本当によかったです。ありがとうございました! ・より具体的にしなければいけない点、事業の強み、細かなステップの設定など、とてもわかりやすく教えていただけました。わからないことがあったらこちらで気軽に相談できるという安心感も持てました。 ・他の参加者さんの話がとても興味深かったです。考えていることを誰かに聞いてもらって言葉にすることの力を感じました。田中さんの整理の方法も勉強になりました。 ・親身に話を聞いてくださったり、好意的に受け止めてくださったりしたことで、行ってよかった!と心から思いました。 ・面白かったです。自分では見えない部分(あたりまえと思っていた部分)を見つけてもらえてよかったです。 ・田中さんに色々質問されて、答えながら自分ってこうだったんだと気付かされました。 いつも頭の中だけでもやもや考えていたので、口に出すこと・書き出して、それを元にアドバイスを受けて整理整頓されて、目から鱗でした。ありがとうございます。 創業相談について知りたい方はこちら 【BizHike】創業・事業について相談しよう 関連記事を読む >
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12月18日(水)開催/BizHike相談会『SCOP TOYAMA創業相談室』
(コワーキング利用チケット付)
皆様こんにちは!SCOP TOYAMAスタッフです。 創業応援プロジェクトBizHikeは、創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境を提供すべく誕生しました。 ※BizHikeって何?という方はこちらをご覧ください 富山県内には創業相談ができる施設が複数ありますが、 どこに何を相談したら良いのだろう?と悩まれている方も少なくないはず。 そんな方に向けてSCOP TOYAMAはオンライン対応の創業個別相談を行っていますが、 「リアルで気軽に相談したい!」という方に向けて「SCOP TOYAMA創業相談室」を実施します! オンライン対応の個別相談は、SCOP TOYAMAの利用者もそうでない方も、誰でも気軽にご利用いただけますので是非チェックしてください。内容や流れについてはこちらの記事から確認できます! 創業相談について知りたい方はこちら 【BizHike】創業・事業について相談しよう 関連記事を読む > SCOP TOYAMA創業相談室とは? SCOP TOYAMAと富山県よろず支援拠点が連携して実現した、経営上のあらゆるお悩み相談会です。 相談員の方にSCOPへ来ていただき、対面もしくはオンラインで事業者の相談に対応。 経営課題の分析や、課題解決に向けた総合的・先進的経営アドバイスを行うほか、各支援機関や制度の紹介など、環境の変化や事業の成長段階に応じたお悩みを親身に聞いていただけます。 12月18日(水)は以下のようなスケジュールで行います。 相談① 09:30~10:30 相談② 11:00~12:00 お昼  リビングで交流(自由参加) 相談③ 13:30~14:30 相談④ 15:00~16:00 予約の状況は申込ページで確認できますので、そちらをご確認ください! 相談会ってどんな内容なの? 【日 時】12月18日(水)9時30分〜16時00分 【場 所】SCOP TOYAMA 創業相談室 【参加費】無料 【定 員】各回1組 【お持ち物】特になし(筆記用具、PC、実際の商品など持ち込み可) 【事前準備】申し込み時、相談内容について事前にフォーム入力が必要となります。 ※予約特典として当日使えるSCOP TOYAMAのドロップインチケット(1日利用券)をプレゼント! 相談内容はなんでもOKです。 とはいえ相談員の得意不得意はありますし、もちろんその場ですべて答えがでるとは限りません。 相談員の守備範囲を超えた専門性が高いものは、可能な範囲で専門の方につないでいただくこともできますので、まずはなんでも聞いてみるというスタンスでご利用いただけます。 今回の相談会はコワーキングを無料で利用することもできるので、コワーキングに滞在して合間に相談を受ける、相談を受けた後はチャレンジショップのご飯や甘いものでリラックスなど、そんなSCOPならではの1日を過ごしていただけたらと思います。 みなさんぜひ気軽にお申し込みください。 過去の相談会についてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック! 創業相談について知りたい方はこちら 【イベントレポ】4月11日開催!BizHike相談会『SCOP TOYAMA創業相談室』 関連記事を読む > 相談員のご紹介 中小企業診断士 近藤 政樹(こんどう まさき) 相談分野:創業支援(経営知識・事業計画策定・市場調査・制度利用・資金調達など) 【メッセージ】 皆様の日々のご不安やお悩みを解消し、夢・情熱・志の実現を後押しいたします。 どんな小さなことでもお気軽にご相談ください!
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