更新日:
2024年6月12日(水)

【SCOP TOYAMA住居棟】ハウス会議を開きました

  • 住人ブログ
SCOP富山住居棟は4月から入居世帯数も大幅に増え、40世帯を超える大家族となりました。

住居形態はシェアハウス、アパートメントと2種類あるのですが、どちらに入居しても1階のコモンリビングやキッチンを使用できます。

SCOP TOYAMAがオープンして1年半が経ち、入居者も増えると、やはり出てくるのが共用部の使用に関するちょっとした不満や小さな問題点など。

特に、大勢で使用する共用部がある住居では、片付けや清掃面で、どうしても感覚に個人差はつきものです。

そこで大切なのが、定期的なルールミーティング。

ハウス内での約束事や、使用上の新しい工夫などを話し合います。



ハウス会議ではまず、「共同生活をする上での心構え」について皆んなで確認をしました。

それは主に次のような点です。

1、まず第一に、他を尊重する
2、自分の常識は人の常識ではない
3、厳密なルールを決めるより普段の困りごとを共有する
4、みんなが自分たちの生活を楽しむための話し合いをする

特に3番、このような会議では話し込むにつれて、細かいルールを決めるような話になって言ってしまいがちです。


しかし、生活リズムも習慣も性格も違う仲間が集まり、全員が決められた細かいルールを守れるとは限りません。

守れないルールは意味がありませんし、そのせいで窮屈な想いをすると生活が楽しくなくなります。

そのためにも4番の、前提としてみんなが共同生活を楽しむ目的でこの場があることを確認します。

だから、細かいルールを決めるよりも、周りのみんなはもしかしたら自分が普段気が付かない何かに困っているのかもしれない、ということにお互い気づくこと、普段から意識すること、が重要なんです。

今回の会議で特に面白かったのが、そうじ当番や役割を決めるのではなく、みんなで意識する「強化月間をつくる!」というものでした。

「お皿を拭きあげ、棚に戻す強化月間」
「使ったものは元に戻す強化月間」
「床の汚れなし強化月間」
などなど。

まさに、意識を共有するための取り組みです。

これは今までに無かった新しい発想でした。

様々な強化月間案をみんなで出し合い、早速来月から始めてみようと思います。

せっかく集まって暮らしているのだから、これからもみんなで暮らしを豊かにするアイディアをどんどん集められたらいいなと思います。