更新日:
2023年10月8日(日)

【Vol.07】創業ライブラリー ~先輩起業家に聴く!7QESTIONs~恒川さん MAKE :D SALAD DAYS (メイク ド サラダ デイズ)

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こんにちは!SCOP TOYAMA/創業応援プロジェクトBizHikeです。

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創業を志し実践する人たちが、その道を「ひとりにならず、みんなで歩む」ことができる環境

を提供すべく誕生しました。

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【Vol.07】創業ライブラリー ~先輩起業家に聴く!7QESTIONs~

創業には、さまざまなカタチがあります。最も大切なことは、継続していくこと。
創業の最初の一歩目から現在まで、どのように事業を継続してきたのか。県内の先輩創業者ひとりひとりの創業のカタチに触れていきましょう!

7回目となる今回は、大学在学中にフリーランスとして開業しWebデザインに取り組みながら、SCOP TOYAMAのチャレンジショップ4店舗目としてオープンしたMAKE:D SALAD DAYS (メイク ド サラダ デイズ)の経営を行う恒川さんです。


・恒川 椋(つねかわ りょう)さん
MAKE:D SALAD DAYS経営/Webデザイナー

愛知県生まれ。大学進学を機に富山へ移住。富山大学工学部工学科電気電子コースでコンピュータの基礎を学ぶ。2021年11月に「MukuTree」の屋号でWebデザイナーとして独立。 2023年4月、SCOP TOYAMAのチャレンジショップにてサラダボウル専門店「MAKE:D SALAD DAYS」をSCOPのシェアメイトと共にオープン。

Q:現在のお仕事を始めたきっかけは?


A:コロナ禍で自分の進路に向き合ってみた。

コンピューターの基礎知識を学ぶために電気電子コースを専攻しましたが、本当に電気電子の分野が好きな仲間たちがいるなかで僕はモヤモヤを抱いていました。ただなんとなく将来に向かって歩みを進めている自分に違和感があったのです。進路を考え始めた大学三年生の後半、コロナ禍に突入しました。時間に余裕が生まれ、自分自身が本当にやってみたいことにしっかりと向き合ったことが転機となりました。

それからは将来に役立つようなスキルを身に着けようと、コンピューターの知識が活かせるホームページ制作に取り組んでみたり、Web以外にもいろんなことを試してみました。そのなかで幼い頃から絵を描くことが好きだったということもあり、Webデザインの世界にのめり込んでいきました。

Q:創業の一歩目を踏み出した時のことを教えてください。


A:「やってみたい」と、気持ちが赴くままに。

「創業するぞ!」というよりも、自然な流れで創業していました。「進路にモヤモヤを感じている今の自分を変えたい」とアクションを起こそうと考えたなかで、Webデザインとしての創業は自由度が高くリスクゼロでできる挑戦なのではないかと思い立ち、2021年11月に開業届を出しました。Webデザインを仕事にしようと考えてからは、本格的にスキルを身に着けるべくオンラインスクールを受講しました。意地でも投資した分を回収しようという気持ちでスキルを磨き上げてきました。

そして2022年12月、多くの人とご縁を築くためにSCOP TOYAMAのシェアハウスに引っ越しました。そこでサラダボウル店を共同創業するパートナーの矢野さんと出会いました。SCOPの先輩シェアメイトでもある矢野さんとは、すぐに意気投合しました。矢野さんは現在も会社員として働いていますが、料理教室の講師の経験があり、飲食店の開業に興味があると話してくれました。僕もお店の経営に挑戦してみたい気持ちがあり、矢野さんと一緒にSCOPのチャレンジショップでお店を始めてみることになりました。何事も勢いが大事ですね!

Q:創業をする上で、大変だったことは?どうクリアしましたか?


A:お店づくりをSCOPのみんなで乗り越えた。
飲食店をやろうと決めてから、まずはコンセプトや商品について悩みました。SCOP TOYAMAでは既に3つのチャレンジショップがオープンしており、ハーブなどの健康的なものを提供するお店が揃っていました。SCOP全体の相乗効果も考えて「カラダを内側から健康に、笑顔にしていきたい」という想いを軸に商品を考えていきました。SCOPの立地やオペレーションを考慮して、持ち帰りもできる手軽な健康食にしようと、サラダを中心にメニュー開発を進めることになりました。

こうやってお店のことをシェアハウスのリビングで話し合っていると、SCOPの住人のみなさんが会話に参加してくれたりアイディアを出してくれたりと、お店づくりに参加してもらえたことがとても嬉しかったですね。SCOPに住んでいるからこそ生まれたお店だと思っています。


全メニュー管理栄養士監修の、カラダをつくるサラダ。

Q:最初の販路をどのように見出しましたか?


A:プレオープン実施による課題改善。

サラダボウル店のオープン前からInstagramでの発信に取り組みながら、SCOPや富山県庁からの広報の協力を得ることができたのはとても心強かったです。

県内初のサラダボウル店ということもあり、都市部をベンチマークとした価格帯設定が受け入れられるものなのか。気になっていた価格設定についてブラッシュアップを行うためにも、プレオープンを実施しました。オペレーションの確認はもちろん、身近な方々をご招待してリアルなヒアリングができたので、プレオープンは貴重な機会となりました。


お店のカウンターに立つ恒川さん(左)と矢野さん(右)

Q:事業を継続していく上で大切にしていることは?


A:いいものを生み出すためのコミュニケーション。

Webデザインも飲食店も、どんなことも大切なのはコミュニケーションだと感じています。

サラダボウル店では、お客様の声を拾いながら「健康な身体をつくる」というコンセプトによりふさわしいメニューを今一度考えようと、メニュー開発のために一ヶ月間お休みをいただきました。お店を通して出会った栄養士さんたちと一緒に、メニューのレベルアップに取り組みました。コミュニケーションを交わしながら、よりお客様に満足していただけるものを生み出していく。自己成長にも繋がり、日々のモチベーションも高まっています。

矢野さんと日頃からお互いの進捗を伝え合う時間も、大切なコミュニケーションの時間ですね。


お客様にピッタリなメニューをご提案

Q:これからどのような展開をしていきたいですか?


A:より“わかりやすいデザイン”を。。

お客様が見てすぐに感じ取れるような、より“分かりやすいデザイン”を極めていきたいです。デザインに関わり始めた当初は、アーティスティックなものにデザインとしての付加価値があるのかなと感じていましたが、爆発的にわかりやすいデザインに振り切るのもひとつの付加価値だと思うようになりました。グラフィックデザインに限らず、動線のデザインもわかりやすい方がお客様に満足してもらえるのではないか。そして“わかりやすいデザイン”こそ、“僕らしいデザイン”なのではないかと明確になりました。

お店の経営経験は、期待していた以上にWebデザインにも応用できる学びがたくさんありました。Web制作ではあまり関わることのできないエンドユーザーである消費者の方々と、お店の経営の当事者として交流できるという経験のおかげで、より自分ごととしてWeb制作に反映することができるようになりました。Web制作におけるクライアントの方々とのコミュニケーションも、よりスムーズになっています。

また、サラダボウル店としてはお店のコンセプトに共感するお客さんの輪をネット販売も活用して丁寧に広げていきたいと思っています。健康にフォーカスした事業を、他にも挑戦してみたいです。

Q:これから創業を目指すみなさんへのアドバイスをお願いします!


A:やってみることで気持ちを前向きに。

まずはできる範囲から学んだり、試してみたり。How toはネットでいくらでも見ることができますが、実際にやってみないとわからないこともたくさんあります。小さなことでも、アクションを起こしてみる前と後では気持ちが大きく変わっていきますし、行動力やスピード感がどんどん前向きに成長していくと思います。新しいことに挑戦する楽しさを、もっとたくさんの人たちに気づいてもらえたら嬉しいです!

文:徳田琴絵(富山オタクことちゃん)

=【編集後記】=

自分自身や周囲との対話のなかでの学びをアクションに変え、人々を巻き込みながら挑戦を続けるストーリーにエネルギーをいただきました。SCOPでの出会いや日常が、お店としてカタチになっていくお話は聞いていてワクワクしました!今後の新しい取り組みにも注目ですね。

みなさんもぜひSCOPへ足を運んで、恒川さんのエネルギーをサラダボウルを食べることで一緒に感じてみましょう!

MAKE:D SALAD DAYS

営業時間
11:00〜18:00
営業日
毎週土・日曜日
WEB/SNS
instagram ▷ @maked_salad_days
場所
SCOP TOYAMA 創業支援センター1F チャレンジショップ